青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン

小川諒也が浮かび上がらせる2019シーズンのバランス【J1第3節第2報】

 
 ルヴァンカップグループステージ第1節に於ける太田宏介のプレー、あるいはこのJ1第3節の終盤に於ける大森晃太郎のプレーを見ていれば、彼らのパフォーマンスが悪くないことは明らかだろう。太田はルヴァンで結果を出した渡辺剛(太田がアシストし、渡辺がゴール)とともにベンチ入りを果たしているし、チーム内でも一定の評価はされているはずだ。それでも小川諒也や久保建英が先発しているとなれば、そこには若いふたりを起用するなんらかのメリットがあると考えて差し支えない。あるとすれば、それはやはり得点に直接関与するプレーだろう。昨シーズン後半に得点が少なく失速したという分析結果が既に出ている以上、スターターとしての役割を果たすのに必要な、各項目でのアベレージの高いプレーもさることながら、得点が生まれる確率を重視してメンバーを選んでいる可能性が高い。
 
◆「とにかくふかさないようにと意識していた」と、小川
 
「守備でリズムをつくれないときは攻撃でリズムをつくっていくことをやっていかないと、きょうみたいに何もない前半になる」(森重真人)
 準備したやり方が嵌まらなかったときは、

(残り 1625文字/全文: 2118文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ