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ナ サンホ閃光のごとき移籍後初ゴール!「テコンドーは小さい頃に習っていました」【J1第6節第1報】

 

ゴールを決めた直後、喜び合うナ サンホ、小川諒也、ディエゴ オリヴェイラら。©Ayano MIURA


ぴょんぴょん跳ねるシャーがかわいいサンホ。東京ドロンパも喜んでいる。©Ayano MIURA


 後半30分、一瞬の出来事だった。
「練習でよくやっているパターン」(ディエゴ オリヴェイラ)というディフェンスの前への速いボールに対し、そのニアサイドにナ サンホが飛び込んだ。そして脚を高く上げて当てるとコースの変わったボールがネットを突き刺した。喜びが爆発し、それまで0-1とビハインドだった重苦しさが払拭された。
 遅れて近寄ってきた兄貴分のチャン ヒョンスはサンホに「よくやった」とひとこと。試合が終わったあとには「いままで出場がなくてつらかっただろうけど、これをきっかけによくなっていくから、もっとがんばろうな」と、声をかけたという。また、サンホの移籍後初ゴールをアシストしたディエゴは「サンホは練習からがんばっているから、報われてよかった。あのゴールで勢いがつく」と、好感を持って祝福を述べた。
 
 キャンプ中の練習試合、vs.名古屋グランパス戦でスーパーなミドルシュートを決めたように、パンチ力は実証済み。長谷川健太監督も十二分に期待をもって送り出していた。
「サンホはインターナショナルマッチウイークで韓国に戻って代表チームで活動していましたので、なかなか(FC東京で)合わせる時間がなかったのですが、彼のポテンシャルという部分にかけたい、と思って左サイドで(カードを)切りました。対面する相手がエウシーニョだったので、彼のところに仕掛けてひとつでもチャンスをつくることができればなという想いで入れました」
 
「ビハインドの難しい状況で、

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