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後藤勝責任編集「トーキョーワッショイ!プレミアム」

勝ち方を会得した貴重なレッスン。FC東京U-23、待望の初勝利【J3第6節第1報】

 

J3第6節のスターティングメンバー。この11人が最後まで戦った。


 4月13日、味の素フィールド西が丘でJ3第6節に臨んだFC東京U-23はヴァンラーレ八戸を1-0で下し、今シーズンの初勝利を収めた。中村拓海がペナルティボックスで相手より前にからだを入れた状態で倒されて得たPKを後半22分にユ インスが蹴ったが、真ん中を狙ったこれは八戸のゴールキーパー花田力に止められてしまう。しかしその後も攻めつづけた東京は前半34分、またも中村の攻め上がりからチャンスを掴む。中村のクロスがファーに流れると、これを品田愛斗が折り返す。これをボックス内にいた原大智が落とすと平川怜が触り、浮いたボールをインスがボレー! 執念を感じさせる今シーズン初ゴールでついに先制した。追いつきたい八戸が前がかりになって攻めてくるのに対し、ぎこちないながらも1点を守る姿勢で残りの時間を消化し、4分間のアディショナルタイムも耐えてなんとかリードを保ったまま、タイムアップの瞬間を迎えた。
 後半の途中までは、サイドに展開して折り返すも、ゴール前中央に相手の人数が多く――八戸の大石篤人監督は「うしろに重くゴールを守ることが目的になってしまった」と言っていた――最後のクロスが通らないという状態がつづいた。ボールを運ぶことができても、最後のアイデアと迫力が不足した状態だった。しかし少なくとも、ハードワークをつづけることだけは徹底できていた。その愚直さが実を結ぶ結果となった。
 1点を先制したあとは、残り時間が短く1点勝負になると見て逃げ切りに徹することがセオリー。その想定どおりに振る舞えたかと言われれば、少々拙く慣れない試合運びに映ったが、こういう経験をしなければ定石の試合運びも身につかない。あえて交替選手を送らず先発メンバーに最後まで戦わせたのは、自分たちで始末をつけろというメッセージだったのだろう。若い選手たちには貴重な時間となった。
 
◆「相手がDead or Aliveで出てきたとき、あれは身を置いてみるしかない」
 
 概念や精神面の言語化に長けた長澤徹トップチームコーチ兼FC東京U-23監督の会見は、

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