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「守備はヨネくんがMAX」岡崎慎、ヨネスタイルの守備にビルドアップの持ち味を足してよりベターなボランチ像へ【ルヴァンカップGS第4節前日レポート】

 

守備面では米本拓司を指標に、己の持ち味を加えてゲームをコントロールしていこうと考えている岡崎慎。ボランチとして真価を発揮できるか。©️F.C.TOKYO


◆大宮でもホームゲーム?無敵東京、ワッショイ?勝て勝て勝て勝てNACK5やぞ!
 
 4月24日、FC東京はNACK5スタジアム大宮でルヴァンカップグループステージ第4節に臨み、柏レイソルと対戦する。10日の秩父宮ラグビー場につづき、いつもとはちがうスタジアムで開催されるホームゲームというイレギュラーな状況だ。東慶悟にとっては7年ぶりに“ホームとしての”NACK5スタジアム大宮でプレーする、またとない機会となる。
 大宮アルディージャとのJ1での対戦では2016年、17年ともに東京が勝利を収めている。柏とはちがう相手との結果であるとはいえ、スタジアムそのものとの相性は悪くない。
 直近のピッチコンディションは確認できていないものの、長谷川健太監督はこれまでの印象から「芝生の管理はJリーグのなかでもトップクラスのすばらしいスタジアム」と期待を寄せている。J1第9節とJ3第7節が開催される28日までは中3日空くこともあり、ベストメンバーを投入することになるだろう。
 柏はここまでリーグ戦は4バック、カップ戦は3バックと、フォーメーションを使い分ける傾向があったが、J2前節でも3バックを採用、この公式は崩れてきているため、東京は柏が4枚と3枚のどちらで試合に臨んでもいいように両方を想定して準備をする必要がある。そのvs.ツエーゲン金沢戦で、前回の日立台でゴールを許したオルンガは3分間のみの出場。ガブリエルは出場時間がなかったため、ルヴァンカップで長い時間プレーする可能性もある。ある程度予想メンバーを絞り込みながらも、フレキシブルに対応できるようにしたいところだ。
 ふだんはJ2という別のカテゴリーで試合をしている相手との異種格闘技戦的な意味合いも持つ柏との一戦は、プレーオフ進出を考えれば絶対に負けられない重要な試合。すべての戦力を傾注し、相手にアウエーゴールを与えることなく、無失点で3ポイントをゲットしたい。
 
◆ゲームを制御するべく進化する岡崎慎

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