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令和元年初日の小平に約600人! 長谷川健太監督「少しでもサッカー界の力となれるように携わっていきたい」【令和の小平1】

 

練習を見守る長谷川健太監督。


 不思議なことに、練習がおこなわれているあいだだけ、きょう5月1日の小平は晴れていた。取材ソースを整理してクラブハウスを出ると、もう雨が降っていた。
 
◆変わらぬハードな切り換え
 

強度の高い5対5。


 永井謙佑が「きょうみたいに暑いとキツいっすね」と言うほどの、夏の暑さを思わせる陽光の下で、選手たちは5対5+GKによる“切り換え”のトレーニングに励んでいた。レギュラー陣は3チームで廻し、1チームが休み、絶え間なくつづける。その様子を、先発メンバーの強度はどのくらいかと眼に刻み込むように、サブメンバーが見ている。サブ組は2チームでこのトレーニングに臨んでいるため、揃って水を飲み休む時間ができるからだ。どのくらいの速さ、強さが必要なのかを隣のコートから確認することになり、長谷川健太監督のサッカーが共有される。コーチは昨年と同様に「ファストブレイク!」と叫んで極限まで速い攻から守、守から攻への切り換えを促す。フィジカルも気力も知力も技術も要求されるハードなサッカーだ。
 

しっかりと隣のコートを見定めるサブ組のメンバー。丹羽大輝の眼光が鋭い。プロ意識の高さがうかがえる。


 この光景を約600人のファンが観ていた。

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