「切り換えのクオリティを上げれば世界に通用する」渡辺剛、東京のサッカーに手応え【今週の小平】

2019年05月02日 22時35分　
カテゴリ： KODAIRA
タグ : FC東京 • J1 • photo • pickup • サッカー • 国内サッカー • 東京 • 渡辺剛 • 長谷川健太監督 • ＦＣ東京

リーグ戦メンバーに入っての練習にもなじんできた渡辺剛。

　相手よりもすばやく攻から守、守から攻への切り換えに成功したチームが、ボールを奪いゴールを決める。切り換えを極めれば、理屈の上ではどんな相手にも勝てることになるのではないか。
　松本山雅FCとの一戦はそう確信させるだけの成果があらわれていたが、実際に長谷川健太監督もこう言っている。
「このあいだ試合をした松本は、点を獲るにはいちばん難しいチームだと思うのですが、そこの部分（切り換え）をテーマのひとつに挙げて臨み、それを遂行できた。非常に大きな得点だったと思います」

◆「剛が出てきたのは大きいこと」（長谷川監督）

ファストブレイクを刷り込み、J1の強度に適応するためのトレーニングがつづく。

　すばやい切り換えを実践するにあたり、ディフェンス陣を象徴する働きをした存在が、vs.松本戦がJ1デビュー戦となった渡辺剛だ。
　令和元年初日の練習後は「気持ちも新たに。J1出場を果たしたのでここからまた積み上げるという気持ちで練習に入りました」と語った渡辺。この進境著しいルーキーについて、長谷川監督はこう評価した。
「シーズンは二枚では回らない。必ず“三枚目”が必要になってきます。そういう意味では、

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