今夏のJリーグ移籍市場の深層をベテラン代理人が明かす(J論)

後藤勝責任編集「トーキョーワッショイ!プレミアム」

けがの功名。フレッシュなメンバーで再加速の青赤軍団、アグレッシヴさを取り戻せ。久々復帰の室屋成は「スイッチを入れる」【J1第11節プレビュー】

 
 あす5月12日、FC東京は味の素スタジアムでJ1第11節に臨み、ジュビロ磐田と対戦する。J1第10節、ルヴァンカップグループステージ第5節と、2試合連続スコアレスドローの東京は、無敗を継続していると言えども、得点そして3ポイントが欲しいところ。
 長谷川健太監督は「アグレッシヴさ、つまり追い越していく動きやゴールに向かうプレーが少なくなっている。迫力を取り戻したい」と、はっきり言った。
 これまでアウエーで川崎フロンターレ、浦和レッズに引き分けた次のリーグ戦を制して勝点を増やし、首位に君臨してきた東京。カップ戦では引き分けてしまったが、味スタに詰めかけた大観衆の前で、戦う姿勢と娯楽性あふれる攻撃を見せて白星を勝ち取りたい。
 
◆上り調子のジュビロをフレッシュなメンバーで迎え撃て
 
 チームになんらかの変化が必要だが、その点での心配は無用だろう。出場停止や負傷離脱でメンバー枠に“空き”ができたことにより、顔ぶれを変えることができるからだ。実際、ボランチを中心に多少の入れ替えがあるのはもちろん、ベンチにかなりフレッシュな選手たちが揃いそうだ。いつもと異なる後半勝負のカードが爆発すれば、停滞しかけたトップチームが再加速するにちがいない。
 
 対するジュビロ磐田は現在14位。つい最近の第9節終了時点まで降格圏の17位に低迷していたが、第10節で浦和レッズを下して勝点を9に伸ばした。5月8日に開催されたルヴァンカップGS第5節でも松本山雅FCを相手に勝利を収め、上り調子であることは間違いない。
 問題はアダイウトンとのコンビで脅威となっていたロドリゲスの不在。家族に不幸があり、ルクセンブルクに一時帰国している。その穴を埋めるのは中山仁斗か小川航基か、あるいは

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