難敵ミシャ札幌との対戦に気を引き締める橋本拳人「ラスト30メートルのところの精度を上げてプレーしないといけない」【J1第12節プレビュー】
5月18日、FC東京は味の素スタジアムでJ1第12節に臨み、北海道コンサドーレ札幌と対戦する。長谷川健太監督が就任した昨シーズンのリーグ戦対戦成績は東京から見て1敗1分。昨年、3バックのチームに苦しんだことも考えるとこの時点で厳しい相手だが、ここ5試合は4勝1分という好調さが、さらに不安に拍車をかける。第4節から6節まで鹿島アントラーズ、名古屋グランパス、大分トリニータを相手に3連敗したために順位こそ6位に留まっているが、上位争いをするクラスのチームであることは明白だ。長谷川監督は当然のように「札幌はここのところ失点が少なくなって(直近5試合で2失点)変わってきている」と、つなぐスタイルから堅守速攻への変化を含めて警戒した。
「キム ミンテが最終ラインに入って宮澤裕樹がボランチに入り、配置転換とともに若干サッカーが変わってきていると思います」
◆献身、熱さ、冷静さでミシャ札幌に抗う
ただ、サンフレッチェ広島や浦和レッズからの年月を振り返れば「もともとはしっかりつないでゴールに詰めるチームであり監督だと思う」(東慶悟)という言葉が出てくるのもまた妥当なこと。結局は硬軟速い遅いあらゆる可能性に対処できるようにしておかないといけないのだろう。
林彰洋、森重真人、東とともに先発フル出場を継続する四人衆のひとり橋本拳人も「札幌が去年とは違うとは聞いています」と速攻型の特長をあらわしてきていると認めながら「とはいえ」と札幌の多様性を挙げた。
「とはいえ、
(残り 1727文字/全文: 2504文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ