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後藤勝責任編集「トーキョーワッショイ!プレミアム」

久保建英移籍についての大金直樹社長囲み取材・要旨【ニュース/無料公開】

 

© Ayano MIURA


──久保建英選手の移籍の経緯は。
大金直樹社長 ホームページに掲出した『ファン・サポーターのみなさまへ』に書いてあるとおりですけれども、(契約期間は)18歳の誕生日までということが彼が中学2年生で来るときからの約束でした。(2017年に)プロ契約になったときもそこまでというのが、彼のこだわったところでした。
 
──クラブとしてはその条件を受け容れることへの葛藤はなかったのでしょうか。
大金直樹社長 もちろん、複数年(契約)という想いはありましたけれども、彼自身がそこにこだわっていたことは確かです。
 
──確認なのですが、FC東京に入ってくるのは育成費用のみでしょうか?
大金直樹社長 (移籍は)基本的には契約が終了したあとのことなので、いわゆる違約金、移籍金というものはないです。ルール上はTC(トレーニングコンペンセーション)ということになると思います。ただ、その話をいましているかというと、まったくしていないです。ルール上の話としてはそういうことです。
 
──ジュニアユース年代で東京に来る時点で他クラブの話もあったかと思うのですが、契約期間の条件に折り合うことで競合するなかでも東京に来たのでしょうか。
大金直樹社長 われわれ以外のクラブであったとしても、その条件は(加入と)セットだったのではないかと思います。本人に訊いてみないとわからないことですが。
 
──マリノスから復帰する際に契約延長の打診はしたのでしょうか。
大金直樹社長 彼自身は18歳の誕生日までということにこだわりがありました。マリノスから帰ってくることに関しても多少ナーバスなところはあったと思います。契約云々というよりは、ホームページにも書きましたけれども、彼自身はここで一回立ち止まって考えたい、という意思が強かったということなので、そういう(契約期間延長)話はしていないです。
 
──6月1日の大分トリニータ戦を終えて久保建英選手にどんな声をかけましたか。
大金直樹社長 以前からも言っていましたが「残っていっしょに戦ってほしい」ということは言いました。ただ代表に行く前だったので(それ以外では)「とにかく代表で思い切りやってこい」ということしか言っていないです。
 
──あれだけの才能をレアル・マドリードに送り出すまできちんと育て、役割を果たしたのでは?
大金直樹社長 客観的にはそういう選手を育てるという役割を果たしたことになるのかもしれませんけれども、この成長を見て、この活躍を見て、いまのチーム状況を見て、せめて今シーズン最後までいっしょに戦ってほしかったという想いはありましたし、他クラブに行くと聞いたときは非常に残念でした。
 
──レアル・マドリードに行く選手を輩出したことが、FC東京の育成にとって持つ意味とは。
大金直樹社長 もちろん、日本人がレアルに行くということはなかなか難しいことだったと思います。そういうビッグクラブに行けたということはすごくうれしいことだと思います。ただ、この久保建英の次に誰が、と言ったときに、日本の育成システムで、FC東京を含めてどうなのか。まだまだ確立したものがないと言いますか、もっともっと育成のところをやっていかないといけないという気がします。
 
──補強等はお考えでしょうか。
大金直樹社長 ウインドー自体がまだ先なので、まずはいまの戦力で戦っていかないといけない。そこは状況を見てということになると思います。タケフサが出たからいますぐに補強します、ということはあまり考えていないです。
 
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