青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン

「どこでもジャイアントキリングは起こりうる」長谷川健太監督、天皇杯初戦の“魔物”を警戒。中村拓海は「結果につなげられるプレーができれば」【今週の小平】

 

出場が予想されるうちのひとり、中村拓海。ここまで培ってきたものを表現し、ポジション奪取に向けアピールしたい。


 明日7月3日、FC東京は味の素スタジアムで天皇杯2回戦に臨み、神奈川県代表の桐蔭横浜大学と対戦する。
 東京はJ1クラブのためシード扱いとなり、1回戦は試合がなく、この2回戦が初戦となる。過去、横河武蔵野FCに敗れて初戦でこの大会から去った経験のある東京としては、警戒度を高めなければならないシチュエーションだ。
 桐蔭横浜大学は山形県代表の山形大学医学部を8-0で破っての2回戦進出。東京ファンにとってはFC東京U-18出身の鈴木智也が所属するチームとしても知られる関東大学リーグ1部の強豪だけに、舐めてかかれる相手ではない。2020年の川崎フロンターレへの正式加入が内定し、特別指定選手として登録されている4年生のイサカ ゼインなど、個の能力が高い選手が一定数いることからも、そのチーム力を推し量ることができる。力試しとばかり、士気を高揚させて東京に向かってくるだろう。
 
◆「チームとして戦えるかがポイント」と長谷川健太監督
 

長谷川健太監督は下のカテゴリーと対戦する難しさを覚悟していた。


 この一戦を前に長谷川健太監督が取材に応じた。天皇杯特有の戦いにくさは身にしみてわかっているとばかりに、長谷川監督は

(残り 1365文字/全文: 2073文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ