都並敏史、11年ぶりの監督復帰。その先に見据えるJへの旅路(J論)

後藤勝責任編集「トーキョーワッショイ!プレミアム」

タケ去りしのちタマ来たる。そんなにヤワじゃなかった東京【コラム】

 

頼もしい“タマ”こと三田啓貴。シーズン後半戦を象徴する存在となるか。 © Ayano MIURA


 清水エスパルスに完勝したJ2第20節で驚いたことはふたつ。冬に獲得した攻撃の新戦力が誰ひとりいない先発メンバーで2点を獲ってしまったこと。もうひとつは、タマこと三田啓貴が、移籍してきたばかりだというのに、もう10年ほどトップチームでやっているかのような馴染み具合だったことだ。
 
 永井謙佑、ディエゴ オリヴェイラ、東慶悟、大森晃太郎で前半のうちに2点獲れるんだったら、田川亨介とナ サンホとジャエルを補強してかつ久保建英をレンタルバックする必要があったのか――などと言ってはいけない。久保やサンホが一定の結果を残したあとで大森が目の覚めるような一撃を見舞ったからこそ、あの先制ゴールの価値が増しているのだから。完敗した多摩川クラシコでも大森個人の調子自体は悪くなく、頭から起用すれば何事かを起こせるのではないかという予感はあった。練習でよくやっていたというカットインからの左足シュートは修練の賜物だろう。準レギュラーにとどまっていたこの半年で己を磨きつづけていたがゆえの反発力だとすれば、

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