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シーズン後半戦に向け明るい材料が散見された松本山雅FCとの練習試合。“走力増強”三田啓貴と“肉体改造”田川亨介の場合【今週の小平】

 

右サイドハーフでプレーした三田啓貴。得点源として期待できる。


U-20ワールドカップでの負傷を契機によりパワーアップしようとしている田川亨介。肉体改造の成果はいかに。


 7月28日、FC東京は小平グランドで45分×2本の練習試合をおこない、松本山雅FCを相手に3-2の勝利を収めた。この試合ではジャエル、オ ジェソク、三田啓貴といった選手が先発して髙萩洋次郎や東慶悟、ディエゴ オリヴェイラなどの主力メンバーと同時にプレーしたことに意味があった。またディエゴに変わっての途中出場ではあったが、U-20ワールドカップで負傷、右ハムストリングス筋挫傷で離脱していた田川亨介がトップのメンバーにまじっていいプレーをしたことも明るい材料だ。
 真面目なハードワークをつづけたジェソクも強い印象を残したが、ここでは、シーズン後半戦における攻撃力の上積みに寄与するだろうと期待値の高い田川と三田をクローズアップする。
 
◆肉体改造計画、田川亨介
 
 前日の27日に開催されたJ3第18節vs.藤枝MYFC戦ではアディショナルタイムを含めて約17分間プレーしたものの、効果的な働きができず「もやもやしたところがあった」という田川。しかし練習試合とはいえ、久しぶりにJ1と戦ったこの試合では心地よい汗をかくことができたようだ。
「スピードは全然なくなっていない。夏場に活きてくるところでもあると思うので、スプリントの数は気にしながらやっていきたい」
とは言いつつ、真夏は好きなシーズンではないのだという。
 
 走って走って、汗をかけばかくほどキレがよくなるタイプに映る。本人もそれは否定しないが「そっちですけど、でも

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