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「ぼくがちんたらしていてもいい結果は生まれない」燃える10番東慶悟、暑い夏にとんがりホーム3連戦の初戦に必勝を誓う【J1第21節プレビュー】

 

大森晃太郎。


永井謙佑。


 8月3日、FC東京はホームである味の素スタジアムにセレッソ大阪を迎え、J1第21節に臨む。中断期間が明けて最初の試合となるこの第21節から3試合はホーム開催がつづくが、その後の8試合はアウエー。11月に再びホームへと戻ってくるがこの段階で残るのは2試合のみとなり、最後は近郊ながらアウエーの日産スタジアムで上位の横浜F・マリノスと戦わなければならない。敵地をめぐる旅へと赴く前、味の素スタジアムで戦っておけるうちに、白星を積み重ねておきたいところだ。
 つまり、必勝。前節、清水エスパルスを相手にスーパーなゴールを決めた大森晃太郎は、長谷川健太監督から「わかってるやろな」と言われたと苦笑いしながら、闘将の気持ちをしっかりと汲んでいる。また、ルヴァンカップの抽選会に出席するなど日増しに注目度が増している永井謙佑は「タマ(三田啓貴)とコミュニケーションがとれていて心配ない」と、新加入選手との融合に自信をのぞかせている。公式戦がなかったこの二週間で態勢を整えた東京が、リーグ戦の一巡目では敗れたセレッソに借りを返すべく、燃えるかのような暑熱の下、味スタのピッチを踏む。
 
◆『競争しながら勝っていきたい』
 
 同じ相手に二度敗れる“シーズンダブル”を喫してしまえば、精神的なダメージ以上に、勝点のマイナスが深刻に感じられる。セレッソに対する勝利は必須だ。
 キャプテンの東慶悟は「もちろん」と頷きつつ決意を語った。
「ホームで川崎にも負けていますし、

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