Jサポフリーペーパー文化。君は『アディショナルタイムズ』を読んだか?(J論)

後藤勝責任編集「トーキョーワッショイ!プレミアム」

今季のルヴァンは8強で終了。移籍後“初”ゴールの田川亨介、2戦連続フル出場のバングーナガンデ佳史扶ら新戦力の台頭が収穫【ルヴァンカップ準々決勝第2戦レポート】

 
 9月8日、台風15号の影響でキックオフ時刻を1時間30分早め、16時30分から開催されたNACK5スタジアム大宮でのルヴァンカップ準々決勝第2戦で、FC東京はガンバ大阪を相手に2-1の勝利を収めた。しかしトータルスコア2-2、かつガンバのみにアウエーゴールがあるという結果から、規定によりガンバの準決勝進出が決定。東京は8強での敗退となった。
 
◆好パフォーマンスも無念の敗退
 
 永井謙佑と橋本拳人が日本代表招集により不在という状況で、ジャエルとアルトゥール シルバのブラジル勢が2トップとボランチの一角を埋め、さらにコンディションの問題で小川諒也とオ ジェソクを欠く左サイドバックはFC東京U-18在籍中のバングーナガンデ佳史扶が務める。いつもと異なるメンバーだったが、アルトゥール シルバと佳史扶は連続先発出場のおかげか第1戦にも増して調子がよく運動量も豊富で、ボール奪取にも攻め上がりにもそれぞれ冴えを見せて好印象を残した。
 消化不良に終わった第1戦に比べると特に前半は優位に立つシーンが多く、攻守にアグレッシヴなプレーで東京本来のスタイルを示すことができた。長谷川健太監督が試合後の会見で「躍動感がある」と評価したのも頷ける出来栄えだった。
 さらにディエゴ オリヴェイラの先発が効いた。前半20分には自らボールを奪って左サイドを持ち上がると、そのまま右足でゴール右隅に決めて先制。これでトータルスコア1-1とした東京は後半22分、田川亨介が移籍後トップチームの大会では初ゴールとなる、ウラ抜けから一瞬生じたコースを逃さない丁寧なシュートによって追加点を挙げる。これでトータル2-1と勝ち越したが、同31分に不覚をとる。途中出場の宇佐美貴史が上げた絶妙なクロスをパトリックに決められ、“出戻りガンバ黄金時代コンビ”の高い技術とコンビネーションに屈し、アウエーゴールを与えてしまった。
「ワンタッチのタイミングしか狙っていなかった。パトの空間に落とすというイメージで蹴りました」(宇佐美)
 トータルスコアは2-2の同点だが、アウエーゴール差があるために、この時点で延長戦に入らないことが決まった。3点目を獲るしかない東京はその後相手ゴールを割れず、終戦。あと1点が必要であることは試合前からわかっていたことだったが、その目標を達成できずに敗退を余儀なくされた。
 
 タイトルを逃したことは残念だが、主力が不在のなか出場機会を得た選手たちが好パフォーマンスを見せたことは好材料。チームとしてもプレッシャーをかけてボールを奪いそのまま攻め切るサッカーをテンポよく実践し、一週間後のJ1第26節鹿島アントラーズ戦に向けいい手応えを得ることができたと言えるだろう。
 
◆スーパーな一撃を見舞った田川亨介
 
 J3第7節でY.S.C.C.横浜を相手に1点をマークしている田川亨介だが、

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