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ユースの“空中王”岡哲平、巧みなヘディングを武器にいっそうの成長をめざす【アカデミー】

 

ルヴァンカップのプライムステージ2試合でベンチ入りを果たした。 ©Ayano MIURA


「2019 JリーグYBCルヴァンカップ プライムステージ」の2試合でベンチ入りを果たした(=写真)FC東京U-18の岡哲平が、プリンスリーグで好調だ。大森理生、木村誠二と組む3バックの一角として第13、14節の二試合連続完封に貢献し、13節ではヘディングシュートで今シーズンの初ゴールを決めている。
 J3には14試合出場し、そのうちフル出場が9回。地力を高めながら少しずつステップアップをつづけている恰好だ。
 
◆丹念なヘディングの練習
 
 成長を促す要因のひとつには、やはりJ3での経験がある。
「トップの練習に二週間くらい参加したことがあって、そこでの切り換えの速さなどの体験をこっち(ユース)で活かそうと。トップの選手だと“ガッ、ガッ”と(速く強く距離を詰めて)来るところを、ユースだとあまり来ないので、少し自分に余裕ができて、周りをうまく使えるかなというのはありますね。それを確実と言えるほどに感じているというわけではないんですけど、だんだん感じられるようになってきているかなと思うことはあります」
 

出場機会こそなかったが、場の雰囲気、そしてトップの選手たちの準備は参考になったはず。 ©Ayano MIURA


 ただ基本的には所属するFC東京U-18での地道な研鑽がもっとも実になっているように映る。
 ヘディングの強さで頭角をあらわしてきた岡は「継続して練習しています」と、

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