青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン

東京ドロンパもDJ CELORYさんも1001おめでとう生誕祭と化した渋谷イベント【2019 F.C. TOKYO NIGHT in SHIBUYA レポート/無料公開】

 








 
 クラブの創立記念日である10月1日都民の日、渋谷DAIAで『2019 F.C. TOKYO NIGHT in SHIBUYA』が開催された。19時40分からは日々野真理さんと石川直宏CCを司会に、ゲストとして株式会社ミクシィの木村弘毅代表取締役社長、Mr.BEATS a.k.a. DJ CELORYさん、FC東京3番森重真人が参加し、トークショーを実施。この日が誕生日であるDJ CELORYさんを青赤の花束で祝うと、つづく東京ドロンパのバースデイパーティでは青赤のケーキが! めでたいづくし、青赤づくしの夜となった。
 
 冒頭、以前に渋谷でイベントを開催したのは苦難の2017シーズンだったという話になり、石川CCが「……あの時代ですね」とやや苦悶の表情を浮かべる。笑ってよいのかよくないのか際どい状態でスタートしたトークショーだが、日々野さんと石川CCの軽妙な話術でその後はつつがなく進行していった。
 
「渋谷はぼくの庭みたいなものなので……」と言いかけた森重は周囲の圧力に負けたのか、すぐに「渋谷は怖いです。なかなかハードルが高い」と訂正する。
 するとDJセロリさんが、渋谷区観光大使ナイトアンバサダーを務めるZeebraさんの清掃活動を例に挙げて「そういう感じでもなくなってきた」と説き、森重の不安を和らげた。
 
「大金社長が都内進出について話していたが、FR2×FC東京×XFLAG コラボには若いひとの反響がある。意識していない層を巻き込んでいく拠点になる」と、都会へ進出する重要性を訴えたのは木村社長。ポテンシャルが高いこのクラブをもっと陽の光が当たる舞台へと引っ張り出していくべきという論調だった。
「海外に行ってFC東京の名前を出すと『すごく強いんでしょ?』と言われる。海外のひとが必ずFC東京のユニフォームを買っていくようになるのが夢」とも。
 石川CCも「ぼくは東京から日本、世界へと目を向けて発信していきたい」と前向きな発言。ラグビーワールドカップから東京オリンピックへとスポーツ熱が高まるこの時期にサッカーを、そしてFC東京を盛り上げていこうという共通認識が語られた。
 
 トークショーのあとは東京ドロンパ生誕祭。誕生日をひとしきり祝ったあと、昂ぶった石川CCが「なぜ東京ドロンパがマスコット総選挙1位ではないのか!」と声を大にして訴える。
 リーグ優勝とマスコット総選挙1位のダブル制覇という堂々たる野心の表明が頼もしい。東京が都会のローカルクラブという位置から抜け出しつつあることを実感させるイベントだった。
 

「青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン」とは

 

「青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン」について

『青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン』は、長年FC東京の取材を継続しているフリーライター後藤勝が編集し、FC東京を中心としたサッカーの「いま」をお伝えするウェブマガジンです。コロナ禍にあっても他媒体とはひと味ちがう質と量を追い求め、情報をお届けします。

 

 

青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジンは平均して週4回の更新をめざしています。公開されるコンテンツは次のとおりです。

主なコンテンツ

●MATCH 試合後の取材も加味した観戦記など
●KODAIRA 練習レポートや日々の動静など
●新東京書簡 かつての専門紙での連載記事をルーツに持つ、ライター海江田哲朗と後藤勝のリレーコラムです。独特の何かが生まれてきます

そのほかコラム、ニュース、などなど……
新聞等はその都度「点」でマスの読者に届けるためのネタを選択せざるをえませんが、自由度が高い青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジンでは、より少数の東京ファンに向け、他媒体では載らないような情報でもお伝えしていくことができます。すべての記事をならべると、その一年の移り変わりを体感できるはず。あなたもワッショイで激動のシーズンを体感しよう!

 

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◎後藤勝(ごとう・まさる)
東京都出身のライター兼編集者。FC東京を中心に日本サッカーの現在を追う。サカつくとリアルサッカーの雑誌だった『サッカルチョ』そして半田雄一さん編集長時代の『サッカー批評』でサッカーライターとしてのキャリアを始め、現在はさまざまな媒体に寄稿。著書に、2004年までのFC東京をファンと記者双方の視点で追った観戦記ルポ『トーキョーワッショイ!プレミアム』(双葉社)、佐川急便東京SCなどの東京社会人サッカー的なホームタウン分割を意識した近未来SFエンタテインメント小説『エンダーズ・デッドリードライヴ』(カンゼン)がある。2011年にメールマガジンとして『トーキョーワッショイ!MM』を開始したのち、2012年秋にタグマへ移行し『トーキョーワッショイ!プレミアム』に装いをあらためウェブマガジンとして再スタートを切った。

 

■J論でのインタビュー
「ライターと編集者。”二足の草鞋”を履くことになった動機とは?」後藤勝/前編【オレたちのライター道】

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