室屋成、高橋秀人を擁するサガン鳥栖に告げる「自分たちはあのときから強くなったぞというものを見せたい」【J1第28節プレビュー】
あす10月5日、FC東京は駅前不動産スタジアムでJ1第28節に臨み、サガン鳥栖と対戦する。
前節、松本山雅FCに5バック+アンカーのシステムで完封された東京にとっては、ゴールを奪うことが重要なテーマであることは言うまでもない。
森重真人からのフィードを受ける対象に最適な、右の大外を駆け上がる“サイドクラッシャー”は攻撃の改善を具体的にどうイメージしているのか。強者の自覚を備えつつある室屋に訊いた。
◆さらに押し込め。超攻撃的ハーフコートゲームの想定
現状でもチャンスをつくることはできている。ここにさらに加えることがあるとするとなんだろうか──? この問いかけに室屋は次のように答えた。
「前節の鳥栖のように引いてくる相手を崩すのはたしかに難しいですけど、それでも自分たちが押し込む時間は増やしたいかなと思います」
“押し込む”の中身を室屋はさらに噛み砕いた。
「自分たちが高い位置でボールを保持している時間をもうちょっとつくる。たとえば、サイドからのクロスを上げたその折り返しだったり……それくらいもっと押し込んで自分たちが何回も攻める時間帯をつくらなければいけないのかなと思います。
結局は、得点が生まれるのはボールを相手から奪った瞬間であることが多い。固めてくる相手だからこそ、
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