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永井謙佑、エースの証明。第21節以来となる電撃先制弾と献身的な前線守備でFC東京をアウエー連勝に導く【J1第30節「大分トリニータ vs. FC東京」第1報】

 

©Makoto MIURA


 11月2日、FC東京は昭和電工ドーム大分でJ1第30節に臨み、大分トリニータと対戦。2-0の完封勝利で勝点を59に伸ばし、鹿島アントラーズと同じ勝点で2位を維持した。3位の横浜F・マリノスも勝利。負けられない状況がつづいている。
 
 この試合で人々の耳目を集めたのは、開始5分で先制ゴールを決めた永井謙佑だった。8月3日のJ1第21節vs.セレッソ大阪戦9試合ぶりとなる今シーズン9点目。この2分後に今度は左コーナーキックから渡辺剛がヘディングでゴールを決め、開始から10分も立たないうちに勝負は決まった。前からプレッシャーをかけて大分を圧する時間帯に点を奪うと、その後は時間帯によって守備の仕方を変化させ、最後まで守りきった。
 永井は戦前の予告どおりに最初からフルスロットルで走り、82分間プレーした。
 
◆奏功した入念な準備
 

© Ayano MIURA


 試合後、共同記者会見で永井が果たした守備の役割について問うと、長谷川健太監督はこう答えた。

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