再現性の低いサッカーに未来はないのか?風間グランパスとポステコ・マリノスで分かれた明暗(J論)

後藤勝責任編集「トーキョーワッショイ!プレミアム」

名誉の負傷で退いた渡辺剛から“バトン”を受け取った岡崎慎、スクランブル発進で首位奪還を呼び込む【J1第31節「ジュビロ磐田 vs. FC東京」レポート第1報】

 

© Ayano MIURA

 11月9日、FC東京はヤマハスタジアムでJ1第31節に臨み、ジュビロ磐田と対戦。0-1の勝利を収め、勝点を62に伸ばして再び1位に浮上した。川崎フロンターレに敗れた鹿島アントラーズが3位に落ち、北海道コンサドーレ札幌を下した横浜F・マリノスは東京と勝点1差の2位。爆発的な得点力を持つマリノスの猛追は不気味だ。最終節の直接対決が死闘になりそうな予感が漂う。

◆覚悟を決めた岡崎

 序盤から積極的にクロスを入れて攻め立てる磐田に、何度もひやりとさせられた東京。しかし後半8分、橋本拳人からの長いパスを受けた室屋成が倒されて得たPKをディエゴ オリヴェイラが決めて先制し、この1点を守りきった。
 完封劇に貢献したのは21歳の岡崎慎だった。前半29分に先発の渡辺剛と交替。アディショナルタイムを含め約70分間、センターバックでプレーした。
 アクシデントによる緊急出場だった。左足首を負傷した渡辺が一度は自らの足で歩いて出てピッチに戻るが、やはりプレー不可能となり、今度は担架で運ばれた。渡辺の眼に涙が浮かんだ。悔し涙だろう。

© Ayano MIURA

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 いつもなら前半30分、40分辺りからアップを始める。早々に命じられた交替に、アップもままならない状態の岡崎だったが、それでも

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