永井謙佑充実の理由、その一端【ショートインタビュー】
今シーズン9ゴールを挙げ、堂々フォワードとしての地位を確立、ワールドカップアジア2次予選を戦う日本代表にもレギュラーとして招集されつづけている永井謙佑。三十路での代表復帰に少々面映(おもはゆ)い様子の本人だが、ボランチを消す守備、攻撃をつくる動き、そして速さを活かし突破してのシュートと、あらゆる能力が高い水準で整い円熟味を増していることは間違いない。いいパフォーマンスを発揮できている理由の一端について訊いてみた。
◆サイドで学んだフォワードを使う側の気持ち
前のほうでガチャガチャッと競り合いがあってから速攻になる。あるいは2トップが流れたところから攻撃が始まる。様々な発端があり、最終的なチャンスが来たときに、そこに永井がいる、というケースが増えているように映るのは見ている側の思いすごしではないらしい。
「ヘディングのゴールが今年増えたのは、個人的には周りがそういう危険なゾーンに引っ張ってくれることで自分のところが空く、そこでしっかり決めることができるというシーンがあると思います。一回押し込むことによってセンタリングで勝負できるという回数も増えた、それは
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