宮崎幾笑、最終戦で見せた成果【コラム】
12月8日に駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場でおこなわれたU-23同士のJ3最終節は、FC東京U-23がガンバ大阪U-23を4点差で下す結果に終わった。スコアは5-1。このゴールラッシュにあって2ゴールをマークした原大智とナッタウット(ビャオ)の結果が際立つが、口火を切ったのは前半24分の宮崎幾笑だった。品田愛斗からの長いボールに抜け出て、右足のワンタッチ。その1分前にゴール前で矢島輝一が収め、粘って左斜めに出したパスを左足で撃ったシュートがわずかに外れてチャンスを逸していただけに、個人としてもチームとしても、これでいけるという感触を掴む貴重な得点だったのではないか。
宮崎にとっては2019シーズンの4点目。カテゴリーは2018年に在籍していたツエーゲン金沢よりもひとつ下がってJ3だが、そのシーズンとゴール数で並んだ。右サイドハーフで先発していた原もそうであるように、現代サッカーではサイドハーフもフォワードのようなもの。点の獲れるサイドアタッカーであると証明する一撃でもあった。
「自分の特長である
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