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富樫敬真に仕留められ敗戦も、プレーオフに向け調整そのものは「満足」(長谷川健太監督)【黄金森/練習試合】

 

古巣にきつい一撃を見舞ったのは富樫敬真だった。

 1月21日、FC東京は黄金森公園陸上競技場でV・ファーレン長崎と45分×2本の練習試合をおこない、0-1で敗れた。かつて東京に所属していた富樫敬真が2本目から登場すると右ニアを破り、古巣に一撃を見舞う恰好になった。
 対する東京はコンビネーションの不足が目立ち、またブラジル人選手が決定力を欠いて長崎のゴールを割ることができなかった。終盤は20日のvs.ベガルタ仙台戦にも出場した紺野和也と木村誠二を起用。バテ気味の先発メンバーに替わり、決定機創出と被決定機阻止に奔走した。
 ただ、この日で打ち上げとなるキャンプそのものは順調に進んでおり、長谷川健太監督も「満足」の二週間だった。1月28日に待つACLプレーオフまでの一週間はさらにコンディションを上げ、練習試合で確認できた課題の克服に取り組んでいく。

◆快音が聞かれなかったブラジル人

実力の片鱗は垣間見えたがゴールはならず、アダイウトン。

 前線には原大智とともにアダイウトン、レアンドロが顔を揃え、途中からディエゴ オリヴェイラも登場したものの、

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