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“攻撃型”へ。平川怜リニューアル進行中【メディア公開19日取材分第1報】

 

林彰洋も降参したかのような声を上げたゴールの場面。ゆっくりと踵を返す平川怜の姿に仕事人の雰囲気すら漂った。


 3月19日のFC東京は守備側を主にゴールキーパー1+ディフェンダー1とするシュート練習をおこなった。守備陣にとっては数的不利の状態でいかに守るか、攻撃側にとってはいかに得点の感覚を掴むか――といったテーマが浮上するメニューだったが、意外にも長谷川健太監督が示したノルマのゴール数に辿り着くまで時間がかかり、攻撃側は大苦戦といった印象。シュートを止めた波多野豪が会心の一撃ともいえるプレーに雄叫びを上げる場面もあったほどだ。
 そのような練習の前半、平川怜が林彰洋からゴールを奪うシーンがあった。中央から右寄りの範囲に構えていた林は、左のエリアから入ってくるボールに対して平川が素直に蹴ることを想定してポジションをとっていたようだったが、背番号40は“ふかす”ことなく正確にボールの勢いを殺し、

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