長谷川健太農場？ブラジル人選手のハイパフォーマンスに象徴されるFC東京の魅力

2020年04月12日 21時30分　
カテゴリ： COLUMN
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大活躍のブラジリアンズ。

　FC東京はなぜ強くなったのか。その理由を端的に述べるなら「長谷川健太監督」のひとことに集約される。監督の指し示すサッカーにフィットする選手が集められたという意味でも、監督が選手の能力を引き出しているという意味でも、監督が重要なファクターになっている。

　1月23日の新体制発表後、長谷川監督の囲み取材で、新しくやってきたアダイウトンとレアンドロの評価について訊ねると、前評判は決して高くはなかったが実際に自分の手許で見てみるとじつにいい働きをするではないか――という旨の、称賛する答えが返ってきた。
　レアンドロは過去二年間のリーグ戦でこそいまひとつの成績だが、2017シーズンには11ゴールを挙げている。アダイウトンも右膝の負傷で長期離脱を強いられた2018シーズン以外はコンスタントに得点を重ねた。ふたりとも決してポテンシャルがないわけではないのだが、

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