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中止になったサガン鳥栖のリーグ戦4試合については代替日の設定を鋭意調整中【ニュース/無料公開】

 
 本日8月21日午後、Jリーグは29日に開催予定だったJ1第13節「湘南ベルマーレvs.サガン鳥栖」の中止についてのメディアブリーフィングを実施。登壇した原博実Jリーグ副理事長と藤村昇司Jリーグ新型コロナウイルス対策本部特命担当部長が詳細な説明をおこなったほか、同席していた黒田卓志Jリーグフットボール本部長も質問に答えた。
 もともと2週間の隔離期間を経たあとの活動日数が少ないことから、既に中止が決まっていた15日の第10節から23日の第12節までの3試合に加えて29日の第13節開催も危ぶまれていたこともあり、想定の範囲内の決定であるとは言えそうだ。
 なお黒田フットボール本部長によれば中止になった4試合については「鋭意調整中」とのことで、年内の代替開催をめざしている。また現状では9月5日のJ1第14節「サガン鳥栖vs.横浜FC」は予定通り開催される見込み。
 以下に会見の要点をまとめた。
 


 
◆原博実副理事長発言部分の要点
 
・8月10日、サガン鳥栖で陽性者が判明
・その後、複数の陽性者が判明。13日にサガン鳥栖のリーグ戦3試合とルヴァンカップの中止を決定
・サガン鳥栖は県から「集団感染の指定」を受け、感染の拡大がこれ以上起きないと十分に確認できるまでの間、一定期間の活動自粛を決定、陽性者以外も自宅隔離
・臨時PCR検査でトップチームからアカデミーまでのスタッフ、ご家族まで123名の陰性を確認、これ以上感染が拡大しない見通しが立った
・保健所はチームの活動停止期間を8月25日までと明示、県や保健所と協議のうえ、トレーニングの再開は最短でも26日から
・コンディショニングが難しいとの判断で湘南、鳥栖、Jリーグが協議した結果、29日の試合を中止、代替日程での開催を決定
・今回の決定はJクラブが集団感染(クラスター)の指定を受けたあと、活動再開および試合開催についての意思決定を下した初めてのケースである
 
◆藤村昇司特命担当部長発言部分の要点
 
・厚生労働省からクラスター対策班が鳥栖入りした
・8月19日、同対策班より調査に基づく提言。Jリーグも陪席、直接提言を聴いた
・サガン鳥栖の感染者11人は、最終的に全員が発症しているが、無症状で感染したことが判明
・現在の佐賀県や鳥栖市の感染状況(少ない)を考えると、市中感染は考えにくい
・外食や接待を伴う飲食店の利用は、履歴から確認されなかった
・最初の感染は遠征中に拾った可能性がある。たまたま触れ、体内に入ったウイルスは量が少なく、増殖から発症までに時間がかかったという“ストーリー”も考えられるという仮説を説明された
・そのウイルスがチーム内で拡散されたことに関し、守られていないガイドラインの項目があった
(・スタッフルームでマスクなしの会話
(・ビュッフェスタイルの食堂でのトングの共用
(・試合の飲水タイム時、マスクなしでの指示
(・そもそも飲水タイムでの指示のあり方についてはガイドラインには何も明示されていない
・クラスター対策班の指摘は早期に全クラブで共有したい
・来週の月曜日(24日)、さらに大きな規模で(サガン鳥栖まわりの)再度検査を実施したい
 
◆質疑応答部分の要点
 
・活動再開から実戦まで1週間、約5日の練習が必要との見通し。活動再開から中2日で移動したうえでの公式戦でのプレーは難しいと判断した(原副理事長)
 
・クラスター対策班から、飲水タイム時の指示出し、更衣室での指示出しが要注意点だと指摘された
・同対策班の視察時、シャワー室に個人用のタオルが放置されていて、共用を避ける気遣いが出来ているかと指摘された
・グラウンドでのつば吐き、痰吐き、うがいをしてはいけないガイドラインだが、なかなか守れていない選手が多い(以上、藤村特命担当部長)
 
・29日の試合中止は湘南、鳥栖の実行委員とJリーグの3者で判断(原副理事長)
 
・金明輝監督の初期症状は、チーフトレーナーが近くで見ていて気づかない程度の体調変化。軽度の熱中症に似た吐き気と悪寒(藤村特命担当部長)
 
・24日にPCR検査をして25日に陰性が判明するという前提だが、26日からサガン鳥栖の全体練習は再開可能の見込み(原副理事長)
 
・同居家族以外との会食があったと答えたスタッフ、選手の率が高かった
・夜の店に出かけた痕跡はなし
・飲水タイム指示時のマスク着用について現状のガイドラインで漏れているところなので注意点を追究していきたい。スタッフ同士のマスクなしミーティングも危険性が高く、マスクを着用するなりビデオ会議にするなり求めていく(以上、藤村特命担当部長)
 
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◎後藤勝(ごとう・まさる)
東京都出身のライター兼編集者。FC東京を中心に日本サッカーの現在を追う。サカつくとリアルサッカーの雑誌だった『サッカルチョ』そして半田雄一さん編集長時代の『サッカー批評』でサッカーライターとしてのキャリアを始め、現在はさまざまな媒体に寄稿。著書に、2004年までのFC東京をファンと記者双方の視点で追った観戦記ルポ『トーキョーワッショイ!プレミアム』(双葉社)、佐川急便東京SCなどの東京社会人サッカー的なホームタウン分割を意識した近未来SFエンタテインメント小説『エンダーズ・デッドリードライヴ』(カンゼン)がある。2011年にメールマガジンとして『トーキョーワッショイ!MM』を開始したのち、2012年秋にタグマへ移行し『トーキョーワッショイ!プレミアム』に装いをあらためウェブマガジンとして再スタートを切った。

 

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