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長谷川健太監督「予定通りといかない場合でも対応出来るよう前線の準備をしていかないといけない」。品田愛斗には「小笠原満男のようになってほしい」と期待【8月25日練習後Web囲み取材】

 

©F.C.TOKYO


◆「自分たち」を整えて臨むリベンジマッチ
 
 今シーズンを振り返ると、川崎フロンターレに0-4で敗れた以外は取りこぼしがなく4勝1敗で迎えた第6節の北海道コンサドーレ札幌戦で初の引き分け。ちょうどこの試合から橋本拳人が不在となったが、3-4-2-1の札幌に対して髙萩洋次郎をアンカーに配置した4-1-2-3で臨み1-1、原大智の今シーズン初出場もあり、否定的な面はそれほど顔を覗かせていなかった。
 しかし暗転したサガン鳥栖戦の前、よくない兆しがあったのは4-4-2で臨んだ第7節鹿島アントラーズ戦。前半終了間際にセットプレー2発で逆転したが、後半は同じ4-4-2の鹿島にボールを支配され、守備の間隙を縫うようにパスを通されて失点。同点に追いつかれた。つづく第8節でも4-4-2の相手である鳥栖に同じ4-4-2でぶつかり、今度は敗戦。中盤でボールを奪われ運ばれる段階で後手に回り、ゴール前でも止めきれずに3失点。方向修正を余儀なくされた。
 

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 第9節以降の東京は4-1-2-3のアンカーシステムに戻し、戦い方にも修正を施して2勝2分。川崎に敗れてから鳥栖に敗れるまで4試合の勝点と並んだ。この反転攻勢を本物とするには、鳥栖を谷としたときの山であり川崎戦と対になる5試合目の、今シーズン二巡目となる鹿島戦で勝利を挙げなくてはならない。敗戦に向かっていったその入口の時期だった前回とは異なり、今回は上り調子。
 長谷川健太監督は「鹿島が

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