青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン

拍手がうっかり手拍子になってしまう現象を気にしなくてもよくなった件と、DAZNが契約を破棄するどころか延長した件。新型コロナ禍の影響に伴う発表ふたつ、改訂版ガイドラインの発表、JリーグとDAZNの契約延長【無料公開】

 

 
 昨日8月25日は、夕方にJリーグの会見がつづけてありました。新型コロナウイルス感染症に対応するガイドラインが改訂されることについての、第14回臨時実行委員会後の記者会見と、JリーグとDAZNの合同記者会見です。
 事前に会見の内容がわからなかったので後者はよくないニュースだったらどうしようかという気持ちにもなりましたが、DAZNが契約を破棄するどころか、新型コロナウイルス禍に伴うサッカー界の停滞を2年間と見積もり、契約を延長するという、大筋ではそういうお話でしたので、これは朗報と受け止めてよいと思います。
 
 もうひとつのガイドラインについてはいくつか変更があったのですが、もっとも大きかったのは手拍子の件です。
 この2カ月間実施した公式戦の運営状況をふまえ、応援行為を感染リスクの度合いに応じてあらためて整理し、結果として、これまでのマフラーを掲げることや拍手に加え、感染リスクが低いと思われる手拍子もOKになったと、そういうことでした。
 拍手をしているうちに熱が入って手拍子になってしまった、禁止行為だからやめなくちゃ──などといった「ヒヤリ」を気にしなくてよくなったということで、これもサッカーファンにとっては安心出来る材料ですね。
 そんなわけで、手拍子については9月7日以降の公式戦で容認されることになりました。めでたい。
 
 この会見でひとつ確認のための質問をし、黒田卓志Jリーグフットボール本部長に答えていただいていますので、末尾にそれを掲載してこの記事を終わります。
 
──もし有観客試合に移行後、手拍子になってしまったとか、声が出てしまったとか、そういう反応が量的にこのくらい集まったのでそれを参考に変えましたということで、それについてある程度把握したものがあるのであれば、教えていただけますか。
 
黒田フットボール本部長 ご質問ありがとうございます。
 実際に制限をしてきましたけれども、ではそれがどのくらい守れていたか、その反対に守れていなかったか。たとえば手拍子だとか声について、定量的には把握出来ておりません。ここはおそらくクラブのみなさんもいっしょだと思うのですが、感覚的にはいろいろな感触を得ていると思います。
 
 総じてJリーグとしては、クラブのみなさんとも議論するなかでは、かなり安全サイド(安全寄り)でつくった、このガイドラインのなかの応援スタイルについては、ファン、サポーターのみなさまには、かなりのご理解とご協力をいただいていると認識しております。
 そのおかげで安全に運営出来ていますので、当然ですけれども感染の状況を見ながら、容認行為を今後も増やしていくかどうか、議論をして決めていきたいと思っています。
 
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『青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン』は、長年FC東京の取材を継続しているフリーライター後藤勝が編集し、FC東京を中心としたサッカーの「いま」をお伝えするウェブマガジンです。コロナ禍にあっても他媒体とはひと味ちがう質と量を追い求め、情報をお届けします。

 

 

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◎後藤勝(ごとう・まさる)
東京都出身のライター兼編集者。FC東京を中心に日本サッカーの現在を追う。サカつくとリアルサッカーの雑誌だった『サッカルチョ』そして半田雄一さん編集長時代の『サッカー批評』でサッカーライターとしてのキャリアを始め、現在はさまざまな媒体に寄稿。著書に、2004年までのFC東京をファンと記者双方の視点で追った観戦記ルポ『トーキョーワッショイ!プレミアム』(双葉社)、佐川急便東京SCなどの東京社会人サッカー的なホームタウン分割を意識した近未来SFエンタテインメント小説『エンダーズ・デッドリードライヴ』(カンゼン)がある。2011年にメールマガジンとして『トーキョーワッショイ!MM』を開始したのち、2012年秋にタグマへ移行し『トーキョーワッショイ!プレミアム』に装いをあらためウェブマガジンとして再スタートを切った。

 

■J論でのインタビュー
「ライターと編集者。”二足の草鞋”を履くことになった動機とは?」後藤勝/前編【オレたちのライター道】

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