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終盤の変化が勝負のアヤに!? 攻勢のなか反撃に出てきた大分トリニータの勢いを止められず、交代選手の仕掛けに屈したFC東京【J1第24節「FC東京vs.大分トリニータ」観戦記】

 

 
 今シーズンの試合後記事としてお届けする「観戦記」。今回は味の素スタジアムで開催された9月16日のJ1第24節、大分トリニータ戦について書いていきます。本来は10月下旬に開催するはずの試合でしたがその時期に未消化だったACLのグループステージが入ってきたため、前倒しに。結局ACLは11月に延期されましたが、空いた10月下旬にはリーグ戦の試合が移ってくるのか否か……。
 ACL組の先行消化のため10月下旬対戦予定チームに付き合ってもらうということになり空いた水曜に入ってきたこのゲームは、大分にとって中二日、FC東京にとって中三日。東京のほうが有利といえる日程ではありましたが、東京が2-3で敗れる結果となりました。このスコアの主因が、前節、ベガルタ仙台を下して意気上がる大分の内容がよかったことにあるのはもちろんですが、準備期間が相手より一日多くともアドバンテージとならないほど東京の選手に疲労が蓄積していた可能性も考えられます。もしそうだとすると今後も瞬間的なガス欠が発生するかもしれず、少々不安ですね。リーグ戦が折り返し地点を過ぎたとはいえ、ACLが実施されるとしてその試合とルヴァンカップを足すとやはりまだ半分強残っているわけで。
 まあしかし、あらためて大分はいいチームだなと思わされる試合でした。J3に落ちたところから指揮を執る片野坂知宏監督に指揮官を固定し、

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