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三田啓貴、勝利で自らのJ1通算200試合出場を祝った浦和レッズ戦と今シーズンを振り返る「たぶん、いままでのサッカー人生でいちばんスプリントしている回数は多いと思う」【無料公開/祝】

 
 昨日9月30日のJ1第29節浦和レッズ戦でJ1リーグ通算200試合出場を達成した三田啓貴が一夜明け、Web囲み取材に応じた。FC東京U-15(現深川)の中学1年生だった2003年7月12日のJ1ファーストステージ第12節以来6,290日ぶりの、埼玉スタジアム2002での勝利。もはや当時の記憶は定かではないほど時間が経ったいま、ようやくプロになった自分の足で、鬼門埼スタでの3ポイントを勝ち取り、自らの通算200試合を祝った。
 200試合出場のお祝いとして、浦和戦の手応えを中心に訊いた一問一答の部分をお届けする。
 


浦和戦から日付が変わって10月1日午前、Web囲み取材に応じた三田啓貴。


◆フィジカルの手応えアリ!な今シーズンを象徴するかのような守備で浦和完封に貢献
 
――200試合のコメントで「実感がない」ということでしたが、量的に多い少ないというのも、ぴんとこない感じでしょうか?
 どうですかね……ぴんとこないですね。
 
――毎年、試合を重ねていたらこうなった、という感覚でしょうか?
 そうですね。いちばんは、大きいけがなくやってこれたというところが、この記録にはつながっていると思います。いままで携わってきたトレーナーやドクターの方々にも感謝しています。
 
――昨日の試合も70分間弱で約8.4kmですか、90分換算だと10.8km走っていることになりますけど、肉体的にもかなりやれている?
 そうですね。たぶん、いままでのサッカー人生でいちばんスプリントしている回数は多いと思うし。やっぱりその、食事面は意識してしっかりと栄養のあるものを摂ろうとは意識づけています。
 
――そのように動ける状態になった今シーズンという前提で、昨日のレッズ戦では相手のサイドハーフとサイドバックが中に入ったり外に行ったりあるいは前後が入れ替わったりとするなかで、運動量を保ちながら対応する4-4-2の歯車としての機能的な動きが出来ていたと思うのですが、その辺りの満足度はいかがですか。
 4-4-2のサイド、あのポジションとなると、どうしても触る時間が――そもそも、サッカーはボールを触る時間が(1試合90分間中)2~3分と言われているなかで、それより少なくなってしまうと思うので。その分ポジショニングだったり、相手に圧力をかけるスプリントだったりは、しっかりこなしていかないといけない。先制して、(その後)しっかりとブロックをつくる時間もあったし、そういう意味ではチーム全体、崩さずに――まあ追加点が獲れればよかったですけど――しっかり守れたんじゃないかと思います。
 
――サイドバックの中村拓海との入れ替わりは、それぞれ守る高さとかが決まっているんですか。
 戦術のなかで決まっているところもありますけど、そこはお互いに気を遣いながら、というところもあると思います。
(以上)
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後藤勝渾身の一撃、フットボールを主題とした近未来SFエンタテインメント小説『エンダーズ・デッドリードライヴ』(装画:シャン・ジャン、挿画:高田桂)カンゼンより発売中!
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『青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン』は、長年FC東京の取材を継続しているフリーライター後藤勝が編集し、FC東京を中心としたサッカーの「いま」をお伝えするウェブマガジンです。コロナ禍にあっても他媒体とはひと味ちがう質と量を追い求め、情報をお届けします。

 

 

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そのほかコラム、ニュース、などなど……
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◎後藤勝(ごとう・まさる)
東京都出身のライター兼編集者。FC東京を中心に日本サッカーの現在を追う。サカつくとリアルサッカーの雑誌だった『サッカルチョ』そして半田雄一さん編集長時代の『サッカー批評』でサッカーライターとしてのキャリアを始め、現在はさまざまな媒体に寄稿。著書に、2004年までのFC東京をファンと記者双方の視点で追った観戦記ルポ『トーキョーワッショイ!プレミアム』(双葉社)、佐川急便東京SCなどの東京社会人サッカー的なホームタウン分割を意識した近未来SFエンタテインメント小説『エンダーズ・デッドリードライヴ』(カンゼン)がある。2011年にメールマガジンとして『トーキョーワッショイ!MM』を開始したのち、2012年秋にタグマへ移行し『トーキョーワッショイ!プレミアム』に装いをあらためウェブマガジンとして再スタートを切った。

 

■J論でのインタビュー
「ライターと編集者。”二足の草鞋”を履くことになった動機とは?」後藤勝/前編【オレたちのライター道】

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