ジョアンオマリ、ドーハのACL、そして青赤サポーターへの想いを語る。これぞドイツ発レバノン経由東京の男。「大切なことは、 常に自分たちのうしろにはサポーターの声援、支援があることを忘れずにプレーすること」【10月17日Web囲み取材】
本日10月17日の囲み取材にあらわれたジョアン オマリのコメントがよかったので、このレポートは少々感情をこめて観戦記同様の口語体プラス、彼の長めの答えで書かせてください。
ジョアンについては新体制発表の囲みでだいぶ質問をさせてもらいましたが、そのときから真摯で熱くそして多くの言葉を紡ぎ出してくれるナイスガイで、同様の姿勢で答えてくれた今回の取材で彼の人間性をあらためて確認出来、そこがすごくよかったと思います。
◆歯を痛めながらもプレーしたこと、そしてACLにかける想い
ご存知のように、彼はJ1第21節ガンバ大阪戦の前半、接触プレーで前歯を2本折るけがを負いました。1本はその時点で抜け、もう1本はぐらぐらのままプレーをつづけ、試合後にきちんと抜く処置をおこなったとのことです。今後まずは仮歯、そして数カ月後にはちゃんとした歯を入れるとのことですが、ともかくも痛む状態でガンバ戦もプレーをつづけ、第22節の清水エスパルス戦でもフル出場を果たしたその気概には頭が下がります。「いままでたくさんのけがを経験しました。けがをおそれずにしっかりと自分のプレーを出していきたい」と、痛みを怖れぬファイティングスピリットはほんとうにすばらしい。
そして先日開催地がカタールのドーハと発表されたACL。ジョアンはドイツ生まれですがレバノン代表を選択し、かつてはUAEのクラブでもプレーしていた中東の男。今回のドーハ決戦に向けてどう考えているかが気になりますよね。
私からは上記の2点に関して訊きました。以下、この質問への答えを書いていきます。
──ガンバ戦の前半で歯を痛めたあと、後半も、清水戦も元気にプレーしていたが?
まず、いまFC東京のチームとしての状態が
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