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ルヴァンカップ決勝の“延期”が決定。FC東京が出場するACLの期間を避けつつ柏レイソルの活動再開後となると、代替開催日はACL後、2021年にずれ込む可能性も【無料公開】

 

©F.C.TOKYO


 11月4日夜、柏レイソル、FC東京、Jリーグの合同会見がおこなわれ、ルヴァンカップ決勝が延期される旨が発表された。
 柏レイソルの選手3名、スタッフ10名が新型コロナウイルスの陽性判定を受け、どこまでが濃厚接触者か判明しない状態であることがわかったため。この人数は11月3日までに判明していた選手1名とスタッフ2名を含んでいる。
 また現在陰性の者も5日以降陽性に転じる可能性があり、かつ感染源の特定が出来ていない状況であることから、柏、東京、Jリーグ三者の話し合いにより、11月7日に開催される予定だったルヴァンカップ決勝の中止が決まった。
 ただし柏を失格とはせず、後日代替開催日を確定させ、実施の予定。
 
 柏はクラスターに認定される見込みだが、保健所から2週間の活動停止は求められていない。ただし濃厚接触者まで含めると自宅待機者が多く存在することになり、いずれにしろ当面チームとしての活動を休まざるをえない状況だ。
 柏としてはまず罹患している選手とスタッフの快復に努め、リーグ戦の日程をあらためて組み替えつつ、一定の人数を揃えて戦える状態になり次第、いちばん近い試合から消化していくことになる。
 
 東京がACLに出発するよりも前に柏が延期後のルヴァンカップ決勝に臨める状態になるとは考えにくく、またACL期間中の実施も難しいことから、年明けの2021年1月も含め、ACL終了後の延期試合開催となる公算が大きい。
 
 本来であれば、東京はベストメンバーで11月7日のルヴァンカップ決勝に臨むはずだった。
 この機会を逃すとチームを2分割した活動がつづきACLへの参加による様々な困難も予想されるが、東京の大金直樹社長に確かめたところでは、ベストメンバーで戦える日程を望み、求めていくという。
 
 いずれにしろ東京は予定通り、迫るACLに送り込むメンバーと国内組に分かれて活動していかざるをえず、ルヴァンカップ決勝の日程が決まり次第、対応していくことになりそうだ。
 
 柏は柏で新型コロナウイルス感染から立ち直り、東京は東京でACLによる損耗から立ち直りつつ、両者が出来るだけいい状態で試合を開催できる日程を模索すれば、2021年に延期し、Jリーグの開幕時期に影響することも考えられる。
 
 ルヴァンカップ決勝、ACL、天皇杯、今季と来季のJリーグが絡み合い、先が見えにくくなってきた。
 
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◎後藤勝(ごとう・まさる)
東京都出身のライター兼編集者。FC東京を中心に日本サッカーの現在を追う。サカつくとリアルサッカーの雑誌だった『サッカルチョ』そして半田雄一さん編集長時代の『サッカー批評』でサッカーライターとしてのキャリアを始め、現在はさまざまな媒体に寄稿。著書に、2004年までのFC東京をファンと記者双方の視点で追った観戦記ルポ『トーキョーワッショイ!プレミアム』(双葉社)、佐川急便東京SCなどの東京社会人サッカー的なホームタウン分割を意識した近未来SFエンタテインメント小説『エンダーズ・デッドリードライヴ』(カンゼン)がある。2011年にメールマガジンとして『トーキョーワッショイ!MM』を開始したのち、2012年秋にタグマへ移行し『トーキョーワッショイ!プレミアム』に装いをあらためウェブマガジンとして再スタートを切った。

 

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