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まだまだ完調ではないFC東京、“新生”浦和レッズに苦しみながらも勝点1を奪取【J1第1節「浦和レッズvs.FC東京」観戦記】

 

2021年の埼玉スタジアム2002にて。

 2021シーズンも昨シーズン同様、新型コロナ禍対応の規定で大会が実施されていますので、試合後レポートも昨年同様の「観戦記」で進めさせていただきます。今回は2月27日に埼玉スタジアム2002で開催されたJ1第1節、浦和レッズ戦について書いていきます。

 さて、開幕戦のFC東京は前でボールを奪えなかった、タテへの推進力が足りなかった──ということに尽きるのではないでしょうか。前で奪取できないので、自陣ゴール前で潰すしかない。そこもけっこう際どい争いで、大きく蹴ったり鋭く跳ね返したりということが出来ない。前に出ていくのも難しく、カウンターもなかなか仕掛けられない。浦和の右コーナーキックからの失点場面も、跳ね返しきれなかった感じでした。ひとことで言うと、元気がない。ルヴァンカップ決勝では見事な突破を見せたレアンドロも、抜けるどころか引っかかる。まだ調整が完全ではないのでしょう。
 長谷川健太監督はこう言っていました。
「前への推進力が足りず東京らしいサッカーが出来なかった。外国籍選手たちのコンディションがまだ本調子ではない。前線になかなか起点が出来なかった」
 それもそのはず。2021年の東京は始動から開幕まで5週間でチームを組み立てていて、これも大急ぎなのですが、休暇ののち日本に再入国したブラジル籍選手は

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