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【新東京書簡】第八十信『今年はどんな発見があるだろう』海江田(21/3/18)

 

山本理仁は上位進出のキーマンだ。


第八十信 今年はどんな発見があるだろう
 
■坂元達裕がついにきたか
 
 遅くなってしまい、申し訳ない。今年初めてのお便りをしたためます。
 
 今季の始動から練習取材ができるようになり、ようやく以前の「見て、撮って、聞いて、書いて」の流れを取り戻しつつある。ほぼ1年ぶりにランドに足を踏み入れたときは、ジーンとしちゃったもんね。思い浮かべていた風景のなかに身を置き、自分の一部を返してもらったような気がした。
 
 2021シーズンが開幕し、あらためて週1ペースの進行はいいものだなと。昨年のリーグ再開以降は連戦の嵐で、試合を追うだけで精一杯だった。いまはそこそこ余裕があり、ひまなときに映画館にいけるし、サウナでのんびりくつろげる。ここ最近だと、西川美和監督の『すばらしき世界』がとてもよかった。おすすめですけど、後藤さんの趣味には合わないかもな。
 
 一方、20チームで行われる今季のJ1は東京五輪による中断もあって、日程がめっちゃハードだね。FC東京は早くも6試合か。いまだ新型コロナウイルスの収束が見えないなか、無事にシーズンを走り抜けるよう、どうぞお気をつけなすって。
 
 今日18日、25日の日韓戦と、30日のワールドカップアジア2次予選モンゴル戦に臨む日本代表のメンバー23名が発表された。うち8人が初顔で、青赤界隈では小川諒也の選出に沸いているだろう。
 
 おれは坂元達裕(セレッソ大阪)の名前を見つけ、おっ、ついにきたなと喜んだ。

(残り 1505文字/全文: 2240文字)

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