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名古屋グランパスの4-2-3-1を相手に守備の手入れとボールを動かす取り組みの成果を示し、新スタイル完成に向け後半の周に入りつつあることを知らせたFC東京【J1第7節「名古屋グランパスvs.FC東京」観戦記】

 今シーズンの試合後レポートとしてお届けする「観戦記」。今回は4月3日に豊田スタジアムで開催されたJ1第7節、名古屋グランパス戦について書いていきます。

 結果は0-0の引き分けながら、高いテンションと守備の引き締まり具合は、昨シーズンのルヴァンカップ全3試合を彷彿とさせるもの。FC東京も名古屋も90分間に渡り仕掛けつづけ、そして守りつづけた好ゲームであったことについては衆目の一致するところだと思います。さらに東京にとっては、フォーメーションとメンバーを継続しているという意味ではルヴァンカップグループステージ第2節ヴィッセル神戸戦よりひとつ前のJ1第6節ベガルタ仙台戦の内容を受け、ようやく2021シーズンスタイルというべき姿が見えてきた試合でもありました。

◆整えられた守備

 現在につながる東京のチームづくりは2020年冒頭にまで遡ります。言うまでもなく

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