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三田啓貴の先発定着により進化しつつあるFC東京。ボールを動かし、崩す攻撃への取り組み

 

©F.C.TOKYO


 児玉剛と三田啓貴が先発に定着してからのリーグ戦2試合とカップ戦1試合で失点が減り内容が向上していることは偶然ではない。
 2021シーズンのFC東京は始動当初、選手から漏れ伝わってくるかぎりではより攻撃的に戦う志が明らかだったが、それが具体的にどういうものなのかはJ1が開幕した時点ではよくわからなかった。奪ったあとの切り替えのスピードとファーストパスの精度に問題があり、まだ整備されていない印象だった。
 

©F.C.TOKYO


 攻撃面で変化が感じられたのは児玉と三田が先発メンバーに入ったJ1第6節ベガルタ仙台戦の1点目、田川亨介の同点ゴールの辺りからだ。ブロックを敷いたときに対応が遅い仙台に対し、

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