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児玉剛に「本を読め」と促され、書店で自らビビッと来た一冊は稲盛和夫著『考え方』。考え方、生き方を変えつつある波多野豪がルヴァンにつづく勝利をめざす

 

©F.C.TOKYO


 こざっぱりした波多野豪。一見して雰囲気が以前とちょっとちがう感じもする。
 その変化の一因は、これまでしてこなかった読書にあるという。
 
「とある練習の前のテーピングを巻いているときに、ぼくはいつもだいたい児玉(剛)選手といっしょになるんですけれども、だいたいそこで2分、3分くらいですけど、熱く話すんですよ。そのときに『何かいい(自分を)変えられる方法ありますかね』という話をしたときに『読書ええで!』っていうふうに言ってもらって。

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