攻撃力で圧倒出来ると思ったら、粘り強さで守り勝ちの試合になったでござる――的な、三ツ沢の怪試合。ナイス、ピンキーヘッド!【J1第18節「横浜FC vs. FC東京」観戦記】
今シーズンの試合後レポートとしてお届けする「観戦記」。今回は6月19日、ニッパツ三ツ沢球技場でおこなわれたJ1第18節、横浜FC戦について書いていきます。
いっさいの事前情報を頭に入れずこの試合だけを観たとすれば、横浜が弱いチームだとは思わないでしょう。瀬古樹をプレーメーカーとし、前線には屈強なクレーベ。個で仕掛けられる松浦拓弥、強力なシュートを持つジャーメイン良が積極的にプレー。終盤には弾を込める中村俊輔、大砲の渡邉千真が登場して対戦相手の脅威となる。レアンドロのフリーキックを弾いた六反勇治もすばらしかったですしね。この強い横浜に対し、東京はよく勝ったものだとも言えます。特に前半の青赤軍団はバタついていていたので、なおさらです。「喉元過ぎれば熱さ忘れる」だと困るのですが、ピッチコンディションも東京が苦しんだ原因のひとつかもしれません。全体的に、特に前半、ボールが足につかなかった理由は降雨にもあるのかと訊ねたところ、長谷川健太監督からはこういう答えが返ってきました。
(残り 1983文字/全文: 2439文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ