青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン

仕掛ける場面、飛び込む場面も全力で。本職以外のスキルを磨き、虎視眈々と備える大森理生

 

(撮影後藤)


 ルヴァンカップ4試合と天皇杯1試合に出場しているルーキーイヤーの大森理生。当然、今後の目標はリーグ戦の出場に絞られてくるが、チームでいちばん若いフィールドプレーヤーの立場からどうメンバーに入っていこうとしているのか。全体の選手登録数が少ないとはいえ開幕時点では不足していたディフェンダーも人数が揃ってきてむしろ余剰気味となってきている現在、それでもJ1のピッチを踏むための道筋はあると感じている。「アクシデントがあった場合に可能性は十分ある。パッと入ったときに仕事が出来る準備と自分の実力で試合に出られる準備、両方を同時に進めている」と、大森。プロの強度に慣れてきて、ここからが見せどころだ。
 
◆スクランブルの天皇杯
 

©F.C.TOKYO


 アクシデントという意味では、プレー続行が不可能と判断されたブルーノ ウヴィニに代わり、試合終了間際に西が丘のピッチへと飛び出していった天皇杯2回戦は、まさに突然の出場。スクランブルの数分間とコートに脚を踏み入れる前の心中について訊ねると、大森はこう答えた。

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