永井謙佑「もっと追い越す動きをしていかないと」【無料公開／J1第24節「北海道コンサドーレ札幌 vs. FC東京」

2021年08月14日 18時09分　
カテゴリ： INTERVIEWS • MATCH • ★無料公開
タグ : FC東京 • J1 • Jリーグ • photo • pickup • サッカー • 北海道コンサドーレ札幌 • 国内サッカー • 東京 • 永井謙佑 • ＦＣ東京

試合後会見の永井謙佑。

──連敗となったが、試合を振り返って。

　うまく先制点を獲れましたけど、失点する時間が前半の終わりと後半の頭に決められてしまっているのでそういうところをもう一回集中してやっていかないといけないと感じました。

──途中からピッチに入るときの心境はどうだったか。

　押し込まれていたのでもう一回こっちが点を獲らないといけないと思っていました。シュートはたくさん撃てましたけど結果につながっていないので、そこはチームとしても個人としても改善しないといけない。

──追いつくためには何が必要だったか。

　決定力の部分ですね。ぼくにも決めないといけないチャンスがありましたし、ほかの選手にもシュートチャンスがたくさんあったのでそこの差を埋めていきたいです。

──5連敗のときとチーム状態はちがうと思うが、この2連敗をどう捉えているか（後藤）。

　やっぱり失点の時間が悪いのかな、というのは感じていますね。鳥栖のときも10分以内（前半7分）に失点を喫していますし、今回も後半立ち上がりの5分でやられている。そこはより集中力をもって取り組んでいきたいですね。

──相手も東京への対策を講じ、今日札幌の宮澤選手にタックルで止められたように際のところも激しくなってきてなかなか楽には点を獲れないと思うが、打開していくために今後もうひとつ、ふたつ何を足していかないといけないと感じているか（後藤）。

　やっぱり仕掛けつづけないと。ああいうペナの前で（フリーキックを）獲れればレアの一発があったりそういうチャンスが増えるし、あとはもっと追い越す動きをしていかないと、1本シュートを弾かれたあと詰めるだったり、そういうシーンが増えてこないのかなと思いますね。

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◎後藤勝（ごとう・まさる）
東京都出身のライター兼編集者。FC東京を中心に日本サッカーの現在を追う。サカつくとリアルサッカーの雑誌だった『サッカルチョ』そして半田雄一さん編集長時代の『サッカー批評』でサッカーライターとしてのキャリアを始め、現在はさまざまな媒体に寄稿。著書に、2004年までのFC東京をファンと記者双方の視点で追った観戦記ルポ『トーキョーワッショイ！プレミアム』（双葉社）、佐川急便東京SCなどの東京社会人サッカー的なホームタウン分割を意識した近未来SFエンタテインメント小説『エンダーズ・デッドリードライヴ』（カンゼン）がある。2011年にメールマガジンとして『トーキョーワッショイ！MM』を開始したのち、2012年秋にタグマへ移行し『トーキョーワッショイ！プレミアム』に装いをあらためウェブマガジンとして再スタートを切った。