【サッカー人気1位】今季ラスト10試合が始まる 勝利の流れ…

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柏、湘南、札幌、横浜、川崎、そして10月10日名古屋……今季ベストバウトを辿り、はっきりした「全力」という基準をこれからも守れ【前半無料公開/ルヴァンカップ準決勝第2戦「FC東京 vs. 名古屋グランパス」観戦記】

 

©F.C.TOKYO


 今シーズンの試合後レポートとしてお届けする「観戦記」。今回は10月10日、味の素スタジアムでおこなわれたルヴァンカップ準決勝第2戦名古屋グランパス戦について書いていきます。

 2戦合計3-4。延長戦に入ることなく、FC東京の連覇への挑戦は終わりました。長谷川健太監督が選手やスタッフとともに周回する光景が最後のセレモニーのような雰囲気を醸し出し、ひとつの区切りがついた感もある。しかしそれでもあと6試合、J1リーグを戦わなくてはいけない。ここに向かっていく指針が必要です。
 思い出したのは試合前日のWeb囲み取材です。私が質問の終わりに「ルヴァンに関してはこれに勝つか負けるかで最後になるかならないかなので、もうここに全力をぶつけるしかないですかね」と、水を向けると、健太さんは「はい。そう思ってます」と、力強く言い切りました。「全力の試合、期待しています」「はい」。そのやりとりで取材を締めくくりました。そしてこのところ「ナイスゲームでした」「すばらしいゲームでした」と健太さんに感想を伝えてきた試合後会見の質問終わり、この第2戦のあとは「胸の熱くなる試合でした」と、一言添えました。東京の選手たちは期待した以上の、全力の戦いを見せてくれた。この基準を今後も守っていくことがこのクラブにはなにより必要で、それが残るリーグ戦6試合に向けての指針になる。そう思います。
 名古屋のマッシモ フィッカデンティ監督が「その時間帯時間帯にいろいろな喜怒哀楽があった。そういうゲームが東京を相手に出来たのは、やはり東京がほんとうにすばらしいチームで、先に東京を称えたいということがありましたので、まずはそこについて触れさせていただきます」と会見の冒頭に述べたのは嘘でも社交辞令でもないでしょう。くしくも東京にとどめを刺した稲垣祥はFC東京U-15むさし出身。決勝戦の坂元達裕との“むさし卒同士対決”、がんばってほしいものです。
 あの5連敗のあとの、日立台での柏レイソル戦。ルヴァンカップ各ラウンドの突破を決めてきた湘南ベルマーレ、北海道コンサドーレ札幌とのそれぞれの第2戦。長友佑都加入後の横浜FC戦と川崎フロンターレ戦。この名古屋との第2戦。今シーズンベストバウトの軌跡を辿ると、何をやらなければいけないかははっきりしています。

◆2-0にした東京

 さて、あらためて試合を振り返っていきましょう。

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