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林彰洋、田川亨介が小金井市役所を表敬訪問。「今年の不甲斐なさは選手全員感じていた」「声を大にして『来季変わります』と言っていかないといけない」と、林【FC東京ホームタウン6市表敬訪問その1/無料公開】

 

(以下すべて撮影後藤)


 FC東京は本日12月8日からホームタウン6市の表敬訪問を実施している。小金井市役所には林彰洋と田川亨介、サガン鳥栖とFC東京の2クラブで先輩後輩の関係にあたるふたりが訪れ、西岡真一郎市長らにシーズン終了の報告をおこなった。
 
◆バラバラになっていた
 

 
 西岡市長は冒頭「小学校3~4年のときにFC東京の選手たちが小学校訪問で来たときのことを地域のサッカー少年がよく憶えていた、それだけFC東京のみなさんに地域活動をよくやっていただいている」と、林と田川に感謝の念を述べると、これを受けて林は「市長が仰ったように、子どもたちの夢となれるような存在でいなければならないと思っています」と、熱く答えた。
 そして林は今シーズンが不甲斐ない内容に終わったことを包み隠さず話し、反省を述べた。
「サッカーはチームスポーツ。でも今年は11人がバラバラになっていました。団体で輪になっているチームと対戦すると、そのバラけ具合が明らかになってしまった」
 
 終了後、林に感想を訊ねると「まだ話し足りないですね」と前置きしながらこう答えた。
「小金井市の方々も奮起してほしいという想いはあったかと思いますけど、こういう場なので柔らかく仰らないといけないお立場で言葉に出来ないところもあったと思います。(だからこそ)ぼくらが声を大にして『来季変わります』と言っていかないといけないのかなと思いました。今年のぼくらの不甲斐なさは選手全員が自分たちで感じていたことです。来季どういう編成になるのかもわからないんですけど、このFC東京がもう一段階上がっていける状況にならないといけないなと思います」
 表敬訪問中も林の言葉に対して「深い」と感嘆の念を漏らしていた田川は「林選手の話を聞いて、そういうところからでもチームをことを考えているのだなと。そうやって成長していきたいと思いました」と、素直なコメント。ホームタウンの人々に支えられながら、その気持ちを選手個々の成長、チームの成長につなげていかなければいけない。
 
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『青赤20倍!トーキョーたっぷり蹴球マガジン』は、長年FC東京の取材を継続しているフリーライター後藤勝が編集し、FC東京を中心としたサッカーの「いま」をお伝えするウェブマガジンです。コロナ禍にあっても他媒体とはひと味ちがう質と量を追い求め、情報をお届けします。

 

 

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●MATCH 試合後の取材も加味した観戦記など
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◎後藤勝(ごとう・まさる)
東京都出身のライター兼編集者。FC東京を中心に日本サッカーの現在を追う。サカつくとリアルサッカーの雑誌だった『サッカルチョ』そして半田雄一さん編集長時代の『サッカー批評』でサッカーライターとしてのキャリアを始め、現在はさまざまな媒体に寄稿。著書に、2004年までのFC東京をファンと記者双方の視点で追った観戦記ルポ『トーキョーワッショイ!プレミアム』(双葉社)、佐川急便東京SCなどの東京社会人サッカー的なホームタウン分割を意識した近未来SFエンタテインメント小説『エンダーズ・デッドリードライヴ』(カンゼン)がある。2011年にメールマガジンとして『トーキョーワッショイ!MM』を開始したのち、2012年秋にタグマへ移行し『トーキョーワッショイ!プレミアム』に装いをあらためウェブマガジンとして再スタートを切った。

 

■J論でのインタビュー
「ライターと編集者。”二足の草鞋”を履くことになった動機とは?」後藤勝/前編【オレたちのライター道】

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