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三田啓貴が「東京も変わるとき。高い技術を持った選手も常になじめるようなサッカーをつくり上げていきたい」と来季への構想を語る。鈴木準弥との府中市役所表敬訪問【FC東京ホームタウン6市表敬訪問その3/レポート部分無料】




(以下すべて撮影後藤)

 昨日12月8日からホームタウン6市の表敬訪問を実施しているFC東京、本日9日は府中市役所を三田啓貴と鈴木準弥が訪れ、高野律雄市長らにシーズン終了の報告をおこなった。
 
◆またイチからのチームづくり
 


 
「一年間を通していいことばかりではないでしょう。反省するところもあるでしょうが、我々としては来年の活躍に想いを馳せ、来季はぜひより“輝いたもの”を持ってきていただけるよう期待します」と、三田と鈴木を励ました高野市長。会話は弾み、グッズを身に着けてスタジアムへと向かう市民が分倍河原駅で乗り換えていくあの光景が大好きで──と話題を振ると、アカデミー出身の三田は「ぼくは飛田給まで電車で通っていたのでわかります」と東京愛を語り、ブラウブリッツ秋田から移籍してきた鈴木は「これまで下のカテゴリーでそのような光景を見たことがなかったのでぜひ見てみたい」と、ホームタウンの賑わいに興味を示す場面もあった。

 最後にはふたりがタイトル獲得への意気込みを述べた。三田が語ったのは「監督が替わり、またイチからのチームづくり。キャンプからしっかりアピールして、チームとしては今年獲れなかったタイトル獲得をめざしたい。ぼくはリーグ優勝が本物だと思っています。それが来季すぐに実現するかはわからないですが、そういうチームをつくり上げていって優勝出来たらと思う」と、新しいサッカーに着手する前提の青写真。はたしてこれまでになかった東京のスタイルが出来上がるのか。2022シーズンへの動きは既に始まっている。

◆庁内放送に挑戦!



市長らへの報告会のあと、17時15分から庁内放送をおこなった三田と鈴木。非常に珍しい試み。以下に全文。

庁内放送
(ピンポンパンポーン↑)
三田
「ご来庁の市民のみなさん、職員のみなさん、こんにちは。FC東京の三田啓貴、」
鈴木
「鈴木準弥です」
三田
「今シーズンも様々なクラブの活動へのご協力、また多くの応援、ご支援をいただきありがとうございました。本日は高野市長へのシーズン終了報告に市役所を訪問しました。みなさま一人ひとりにお礼をお伝えしたいところですが、コロナ禍で難しい状況であり、この場を借りてご挨拶させていただきます」
鈴木(※度々噛む)
「今シーズンは9位で終了し、悔しいシーズンとなりました。来シーズンは、シーズンのスタートから優勝争いに……優勝争いをし、シーズン最後までみなさんをドキドキさせ…る、戦いを出来るように、がんばっていきたいと思います。みなさんに勇気や希望を与えられるようにがんばっていきたいと思います。2022シーズンもFC東京の応援をよろしくお願いします」
(ピンポンパンポーン↓)

◆三田啓貴、2022シーズンに思い描く変革の始まり【三田啓貴と鈴木準弥囲み取材】

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