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アルベル監督「(青木拓矢は)打ぼくだけであることを願っている状態」「フィジカルコンディションがいい状態を維持出来ていた時間帯は常にいい守備が出来ていた」【無料公開/ルヴァンカップ第2節アビスパ福岡戦コメント】

 

試合後のアルベル監督。


○総括
 
 まずは選手たちの戦った姿勢を讃えたいと思います。
 今日プレーした選手のなかにも、感染してそこから快復してきたばかりの選手も複数いました。そのような状況のなか、極端に過度な負荷をかけてこの試合に臨まなければいけなかったというのは、理解してほしいと思います。
 それとですね、今日プレーした若い選手たちも讃えたいと思います。試合結果は我々が期待するものではなかった、そして我々はとてもすばらしい試合をしたわけではありませんでした。けれども、多くの決定的なチャンスをつくったという意味でも、負けにふさわしいプレーをしていたかというと、決してそうではなかったと思います。
 そして戦術面に於いて、プレー可能な選手たちを踏まえていろいろな組み合わせ、立ち位置、ポジションを考えて今日の試合中も様々なコンビネーションを考えて戦いました。複数の選手は、通常プレーし慣れていないポジションでプレーしなければいけない選手もいました。そのような状況にも関わらず、様々なポジションチェンジをしながら決定的なチャンスを複数つくれていたというのは、称賛に値するかと思います。
 
━━メンバーに限りがあるなかで青木選手が負傷してしまった。現在どのような状態で、監督としてはどう受け止めているか(後藤)。
 
 単純に打ぼくだけであることを願っています。そしてすぐに快復してくれることを願っています。明日(3月3日木曜日)、精密検査を受ける予定ですけれども、打ぼくのみの可能性もあるので、それを願っている状態です。
 
━━試合開始から、高い位置からプレッシャーをかけに行くことが出来たのはリーグ戦よりもよくなったところではないか(後藤)。
 
 フィジカルコンディションがいい状態を維持出来ていた時間帯は常にいい守備が出来ていたと思います。そのような時間帯ではしっかりと試合を我々の支配下に収めることが出来ていました。ただ、うしろからのビルドアップのところでミスを犯してしまいました。その、我々のミスから生まれた彼らのチャンスから、我々は失点をしてしまいました。そのあと10分ほどドタバタした時間帯がありましたけれども、そのあとあらためて落ち着きを取り戻して試合を支配しつづける時間帯は長かったと思います。そして落ち着いたかたちで後半をスタートし、多くの時間帯で試合をコントロール出来ていたかと思います。
 今シーズン公式戦初出場の選手もいましたし、感染のあと数日間でこの試合に臨まなければいけなかった選手もいました。そういう意味でも、みんなにとって今日の試合がとても難しかったことは理解してほしいと思います。
 ただ、そのような状況のなかでも選手一人ひとりがいいプレーをしてくれたことはほんとうに称えるべきものだと思います。
 
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◎後藤勝(ごとう・まさる)
東京都出身のライター兼編集者。FC東京を中心に日本サッカーの現在を追う。サカつくとリアルサッカーの雑誌だった『サッカルチョ』そして半田雄一さん編集長時代の『サッカー批評』でサッカーライターとしてのキャリアを始め、現在はさまざまな媒体に寄稿。著書に、2004年までのFC東京をファンと記者双方の視点で追った観戦記ルポ『トーキョーワッショイ!プレミアム』(双葉社)、佐川急便東京SCなどの東京社会人サッカー的なホームタウン分割を意識した近未来SFエンタテインメント小説『エンダーズ・デッドリードライヴ』(カンゼン)がある。2011年にメールマガジンとして『トーキョーワッショイ!MM』を開始したのち、2012年秋にタグマへ移行し『トーキョーワッショイ!プレミアム』に装いをあらためウェブマガジンとして再スタートを切った。

 

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