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【新東京書簡】第八十七信『アルベル監督の冗談好きな件について(これは書く資格あると思う、いまや当事者だし)』後藤(22/3/17)

 

冗談好きでも、もちろん練習中は真剣。


『アルベル監督の冗談好きな件について(これは書く資格あると思う、いまや当事者だし)』
 
◆監督が記者にオファー?
 
 いやあ、FC東京の試合がなくなった日の味スタは行けずすまなんだ。ちょっと都内で野暮用があって。申し訳ない。チョーさんのヘッドコーチぶりが気になるし、シーズン中に一回は行きたいと思っているので、そのときはよろしく。
 
 で、そこから三週間ほど経って……。
 


 
 まあ誰かさんが喋ってしまったみたいなので書くことにするけど、先日こんなことがあってね、海江田さん。監督が番記者をスカウト……と言われるとちょっと衝撃的な気もするけれど、ただこれはアルベル監督がふだんからよく冗談を言うということを知らないとなんのことやらよくわからないと思うんで、ちょっと説明したいなと。
 
 選手によればチーム内でもなにかと冗談を言っているみたいで、要は指揮官にとっては会話の潤滑油なんでしょう。取材の場でも頻繁に冗談を言ってる。
 
 始動日の練習後の囲みなんか、最初に「キャプテンは誰にするのか」って訊いた時点で「ちょっとワインを持ってきていただけないと先行して情報を流せないので……」と言い出して通訳の村松さんも困っていた。初対面で10分も経たないうちだったからアイスブレイクのつもりだったのかもしれないけど。

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