「均質化」「平準化」という言葉が浮かんだFC東京と柏レイソルの拮抗した0-0【J1第14節/vs.柏レイソル】
5月22日、味の素スタジアムで開催されたJ1第14節柏レイソル戦のレポートを今節もFC東京視点の観戦記スタイルでお届けします。
◆0-0は妥当なスコア
どちらかに肩入れした場合には勝てなかったことに不満が生じるとして、しかし客観的にはいい試合だった──という印象が残る試合だったのではないでしょうか。東京も柏も洗練された戦い方になっていましたね。
1936年ベルリン五輪の日本代表が欧州に着いてからオフサイドルールの改定によって2バックシステムから最新の3バックシステムへと移行していることを知って戦い方を変えたというエピソードはつとに有名ですが、インターネットどころかテレビがなかった時代でも欧州に倣わざるをえないわけですから、いわんや現代に於いておや。Jクラブの現代サッカーへの適応がひととおり済みつつある、その意味ではサッカーの平準化が世界的に進んでいるという感慨を覚えます。
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