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梶浦勇輝、インサイドハーフへの挑戦。「そこに自分が食い込んでいけるようにやっていきたい」

 

中断期間、練習中の梶浦勇輝(撮影:後藤勝)。


 首から下の、筋肉の隆起した具合がちがう。ムキムキ。厚みがある。初ルヴァンカップグループステージ第5節のジュビロ磐田戦で負傷、離脱した約一カ月半のリハビリ期間に筋力トレーニングを重ねてたくましくなった。それでも梶浦勇輝は自らを戒めるように「ベースとなる強度が足りない」という言葉を繰り返した。
 天皇杯2回戦の富士大学戦では後半開始から永井謙佑に代わって出場。右インサイドハーフで先発していた渡邊凌磨が右ウイングに移り、梶浦は右インサイドハーフに入った。安部柊斗が左のインサイドハーフで先発しているなか、U-21日本代表に招集されている松木玖生の右インサイドハーフを渡邊と梶浦で45分間ずつ分け合った一戦。梶浦は“玖生の影”と競い合っていた。
「天皇杯に出て、いまJリーグで戦っている選手たちといっしょにやるには強度が全然足りないなと思って。巧さよりベースの強度が足りていないと感じました走る、ボールを拾うとか、チームに対して自分のポジションであるインサイドハーフがどれだけ貢献出来るかというところが。松木選手、安部選手は走ったりボール拾ったり球際だったり、チームのためにというところのレベルが高い。ベースとしてそこが出来てから巧さだったりつなぐところだったりだと思うので。(松木は)高卒じゃない感じなので。リスペクトしかない。いろいろなところを学ばせてもらっている感じです」
 
「東京でスタメンを張れる選手になることが目標というかやらなければならないこと」と言う梶浦。前述のルヴァン磐田戦で先発を果たし、プロ入り後の初ゴールも決めたが、けがで離脱したため、いま一度存在感を示し、リーグ戦のポジションを獲得していくために足場を少しずつ築いていかなければいけない状況にある。
 
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 オーソドックスなボランチとしては高校生の時点でほぼ完成されていた梶浦。実戦的な選手であり、その段階で即戦力の可能性も感じさせたが、クラブのミクシィ体制への移行、チームのアルヘル監督体制への移行で環境は以前と変わっている。「3年生のときの、こっち(トップ)に帯同しているときの練習試合を観るとあのトップ昇格3人のなかでもプレースタイル的にももっとも順応しているなと見えたが、それでも正式加入後でアルベル監督に替わった今年のシーズンはちがうか」と訊ねると、梶浦は「全然ちがう部分はありました」と答えた。

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