2012年9月のアーカイブ

【無料記事】意識が低い大学生には厳しい時代だと実感する(「サラリーマン・キャリアナビ★出世と喧嘩の正しい作法」Vol.044)

posted on 2012/09/30/ 09:53:22

サラリーマン・キャリアナビ★出世と喧嘩の正しい作法/第2・第4金曜日/315円

私は週に数日、株式会社スクワッドのオフィスで働いています。そこでは、大学生のインターンとも仕事をするのですが、彼らは非常に優秀だと感じています。私が本格的にWindowsを使うようになったのは、一番最初に就職した会社を辞めた後、ライタープロダクションでアルバイトを始めてからでした。それに対して、彼らは大学に在学中からインターネットやExcelなどを普通に使えています。世代の違いはありますが、仕事に対する意欲など、大学時代の私とは比較になりません。少ないサンプルで恐縮ですが、現在の大学生は優秀というのが、私の抱いている印象です。

※ちなみに、株式会社スクワッドのインターン募集は下記のURLに詳細が書かれています。
http://blogola.jp/p/337

一方、私ぐらいの年齢になると、一部の友人や知り合いから「大学で講師を務めている」という話を聞くようになります。彼らの口から出る話題は、いわゆる「大学のレジャーランド化」です。彼らの話に出てくる大学は、私が通っていた時代の大学とは、大きく異なっているように感じます。いや、もしかすると、私が大学生になったころには、そうした兆候があったのかもしれません。とにかく、講師や教授といった立場の人は、“お客さま”である学生たちを喜ばせるよう、さまざまな苦労をしているようです。

以上のような認識を踏まえ、今回紹介するのは人事コンサルティング「Joe’s Labo」代表取締役・城繁幸氏によるメルマガ、「サラリーマン・キャリアナビ★出世と喧嘩の正しい作法」です。Vol.044では、企業が求める人材という側面から、「大学で何を学ぶべきか」と題したコラムが掲載されています。

コラムでは、まず、脳科学者・茂木健一郎氏がTwitterに行った投稿を紹介します。

「裏口入学」という言葉自体が、日本の大学経営の発想の貧困の象徴である。入試はペーパーテストの点数だけで思考停止。資金は、国任せ。あげくの果て、文科省のいいなりになる。それでは学問の自由も、組織としての輝きもない。日本の大学は、裁量の自由な飛躍を欠いているのだ。

この投稿を発端に、さまざまな議論が起きるのですが、城氏は「従来(+現在)はどうであったか」と「これからどうあるべきか」の話であるとし、茂木氏の意見も、それに対する反論も「どちらも正しい」としています。ただし、茂木氏の投稿から受ける「日本の大学教育が全然なってないのはペーパーテストが原因だ」との認識には対しては、少し否定的なニュアンスを示します。そして、城氏は「企業側のポテンシャル採用こそが大学レジャーランド化の原因だ」と主張します。

なお、城氏は「ポテンシャル採用」という語句に関して、このように説明しています。

従来の日本企業は終身雇用ベースだったので、人材育成は組織内で長期間行う方針だった。この場合「教育機関で何を学んだか」より「これからどれくらい伸びるタマか」が重要であり、標準化されたペーパーテストの点数というのはとても便利なツールだった

城氏は「ポテンシャル採用」あるいは「ペーパーテスト体制」は、終身雇用ベースだった従来の日本企業においては、有効であったと評価します。その理由として「人材育成は組織内で長期間行う方針」だったことを挙げます。しかし、そうした方針が限界に近づいていることは明らかです。そして、企業側だけでなく大学生も「ポテンシャル」あるいは大学の「ブランド」が通用しなくなることを、察知していると指摘します。

この後、城氏は「現状の大学の中で自らを転換する方法」を提示しますが、正直、ここまで読めば「やっぱり!」という話になります。また、城氏はコラムの最後に「今週のポイント」を挙げているのですが、これを読めば、誤読はほぼ防げます。つまり、何を言いたいのか明確なことも、城氏のコラムの魅力に挙げられます。

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【無料記事】自民党新総裁・安倍晋三氏の難病について触れることはタブーなのか?(「小林よしのりライジング」号外)

posted on 2012/09/28/ 11:59:16

小林よしのりライジング/毎週火曜日/525円

9月26日(水)、安倍晋三氏が自民党の新総裁に選出されました。ちまたでは、安倍氏が総裁選前に食した3500円のカツカレーが話題になっているようですが、それはさておき、私が購読しているいくつかの有料メルマガでも、この件について触れています。

安倍新総裁を歓迎しているのは勝谷誠彦氏です。9月27日(木)に配信された有料メルマガのタイトルを、「拉致犯罪解決にあまり時間が残されていないいま『最強の男』がやがて首相になる幸運」としています。どうやら「拉致犯罪の解決」に期待しているようです。

一方、石破茂氏を支持していたいデヴィ・スカルノ氏は、「昭和から引きずってきた 古い自民党の体質が全く変わらず 失望の至り」と落胆を隠せないようです。また、天木直人氏も「誰がなっても同じだとはわかっていたが安倍晋三総裁に決まり、その記者会見を聞いてあらためてバカさ加減を思い知らされる」と感想を記しています。

さて、今回紹介するのは漫画家・小林よしのり氏によるメルマガ(ブロマガ)「小林よしのりライジング」です。毎週火曜日配信なのですが、9月27日に「『アサコール』にこの国を託せるか?-安倍晋三の陥穽-」と題する号外が発行されました。内容はもちろん、安倍氏に対する考察です。

まず、小林氏は安倍氏に対して不信感を持っています。

安倍晋三は2006年9月に首相に就任するや、朝日新聞を始めとするサヨクマスコミの猛攻にあっさり折れ、即座に「村山談話」の踏襲も、「河野談話」の踏襲も表明した。さらに「東京裁判」についても、我が国はサンフランシスコ講和条約により「裁判を受諾」しており、国と国との関係において、この裁判に異議を述べる立場にはないと表明した。その上、祖父の岸信介が東条内閣の商工大臣として開戦の詔書に署名したことを「間違いだった」と答弁した。

小林氏はこうした安倍氏の言動は、天皇の責任追及にもつながると指摘します。そして、安倍氏の返り咲きを絶賛する「産経新聞やネトウヨ連中の大半」に対して、このような警句を発します。

これらの言動が、どれほど致命的なことなのか、産経新聞&ネトウヨの無知連合には理解できまい。無知ということは売国に繋がる罪悪なのである。

その他にも、小林氏は安倍氏が首相在任中に犯した「罪」を並べ立てます。要するに、安倍氏は「言うだけ番長」というのが、小林氏の主張のようです。

また、小林氏は安倍氏の持病についても触れます。

安倍は総裁選出馬の記者会見で、「5年前に持病の難病で首相を辞任することになったが、2年前に登場した画期的な特効薬のお蔭で持病を克服できた。今は心身ともに健康だ」と言った。

持病とは厚労省指定の難病「潰瘍性大腸炎」、特効薬とは2009年12月に発売されたゼリア新薬工業の「アサコール」だと安倍は自ら明かしている。

その上で、小林氏は「潰瘍性大腸炎を始めとする消化器疾患の主因として真っ先に挙げられるのは、何といってもストレスである」と指摘します。そして、「アサコール」は新薬ではあるが、成分自体は従来の代表的な治療薬「ペンタサ」と大差がなく、「ミラクルな効果を与えるような、画期的な特効薬というわけではない」との解説を加えます。

以上の点から、小林氏は、安倍氏が現在健康なのは、「特効薬」の効果ではなく、「野党」でストレスがないからだと断じます。つまり、健康面の問題から、安倍氏の資質に疑問を呈しているのです。

ここでは、小林氏の主張の一部を紹介しましたが、号外では「原発問題」や「皇位継承問題」にも触れています。

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【無料記事】常見陽平氏のガンダム理解度はどれぐらい?(「帰ってきた愛と怒りのシゴト論」特別号)

posted on 2012/09/27/ 10:55:00

帰ってきた愛と怒りのシゴト論/第1・第3木曜日/315円

今回紹介するのは、人材コンサルタント・常見陽平氏によるメルマガ「帰ってきた愛と怒りのシゴト論」です。さて、このメルマガのタイトルには「帰ってきた」とあるのですが、それには理由があります。常見氏は以前、「常見陽平の愛と怒りのシゴト論」という有料メルマガを配信していたのですが、メルマガ価格の変更と一部コンテンツのリニューアルに伴い、新しいメルマガを配信することになったからです。これはシステム上の問題なのでしょう。

ところで、“リニューアル”という言葉ですが、今では聞きなれた単語ですが、私が高校生の頃には未知の単語でした。初めてリニューアルという単語を耳にしたのは、「TM NETWORK」が「TMN」に名称を変更した時(1990年)だと記憶しています。あれから22年。さまざまなものがリニューアルしました。第2作目だから「2」といったナンバリングをしたり、「新」「続」を付けたりという単純なタイトルは減り、「真」「俗」といった当て字を使ったり、『けいおん!』から『けいおん!!』になったりと、さまざまな工夫がされています。

そうした中でも「Z」を付与するのは画期的なアイデアだったと思っています。最近では「ももいろクローバー」が「ももいろクローバーZ」になったり、少し前ならばアニメ版『ドラゴンボール』が『ドラゴンボールZ』になったりしました。しかし、私の記憶に鮮明に残っている「Z」は、やはり『機動戦士Z(ゼータ)ガンダム』なのです。

随分と前置きが長くなりましたが、今回紹介する9月26日配信の「帰ってきた愛と怒りのシゴト論」特別号では、特別企画として「最新作『僕たちはガンダムのジムである』発売記念メルマガ限定インタビュー」が掲載されています。9月28日に発売される常見氏の新著『僕たちはガンダムのジムである』に関連して、常見氏が弟子のイケダオソト氏からインタビューを受けるという構成になっています。

ここで気になるのは、「おいおい、お前は著作のタイトルに『ガンダム』とか付けていいほど、ガンダムのことを見ているのか?」ということです。(※あえて、上から目線です)私もそれほど「ガンダム」には詳しくないのですが、『僕たちの好きなガンダム』(宝島社)で原稿を書かせてもらった程度にはたしなんではいるので、インタビューから常見氏がどの程度「ガンダム」に詳しいのかをチェックしてみます。

ガンダムとの出会いについて語ろうか。最初に観たときの感想は 「なんだろう、これは?」という感じだったかな。僕が初めて『機動戦士ガンダム』、いわゆる初代ガンダム、ファーストガンダムを観たときの感想はこんな感じだったな。表現が曖昧なのは、自分がいつ初代ガンダムを見始めたのか、記憶が曖昧だからだ。いや、僕がガンダムをちゃんと観たのは、再放送だったと思う。いや、リアルタイムでも観ていたかな。まあ、ちゃんと観たのは再放送だよね。

初代ガンダムの思い出と言えば、「ガンプラ」だな。

この記述には共感を覚えました。私と常見氏は同じ1973年生まれなのですが、私とガンダムの出会いも同じような印象です。そして、やはり私も「ガンプラ」にはまりました。正直、ストーリーに興味を持ったのは、随分後のことです。小学生の時は、とにかく「モビルスーツ」にしか興味がありませんでした。プラモデルだけではなく、カードやシールなどに、かなりの投資をしたと記憶しています。

これは余談ですが、私は「モビルスーツ」派だったのですが、弟は「モビルアーマー」派でした。弟によると、モビルアーマーには、キングギドラ(『ゴジラ』に出てくる怪物)に通じる美しさがあるとのことです。

閑話休題。インタビューを読む限り、常見氏が小学校時代にガンダムの洗礼を受けたのは間違いないと確信しました。しかし、それだけでは著作に『ガンダム』を付ける資格があるとは言えません。(※あえて、上から目線です)常見氏はガンダムのストーリーをどの程度まで理解しているのでしょうか。

地球連邦軍もジオン公国軍も一枚岩ではない。地球連邦軍においては、戦争に巻き込まれてしまったアムロを始めとする若者はブライトなどと何度も対立する。そのブライトも、前任の艦長が亡くなったために急遽抜擢された新しい艦長なの。ただ、人間関係の複雑さで言うならば、ジオン公国軍はそれをはるかに上回っている。ジオン公国軍を牛耳るザビ家ですら一枚岩ではない。実際、劇中でも対立は確認できる。 ギレンは地球連邦軍に対してソーラーレイを発射した際に父デギンを巻き添えにしているし、そのギレンを姉のキシリアは殺している。シャアもジオン公国軍の大佐でありつつ、ザビ家と微妙な距離をとりつつ、ジオンの再建を考えている・・・。

弟子のイケダオソト氏にとって、ファーストガンダムは「自分が生まれる、かなり前」の話とのこと。そのため、あまりマニアックな話には踏み込んでいませんが、基本的なプロットは理解できているようです。これならば、『僕たちはガンダムのジムである』も期待できそうです。なお、10月16日(火)には下北沢B&Bで宇野常寛氏とガンダム対談を行うとの告知もしていました。

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【無料記事】体調を崩したので、早速アドバイスを実践。結果は・・・(「鍼灸師が教える一人でできる養生法」Vol.034)

posted on 2012/09/25/ 10:53:06

若林理砂のメールマガジン「鍼灸師が教える一人でできる養生法」/第2・第4月曜日/525円

今回紹介するのは、鍼灸師・若林理砂氏によるメルマガ「鍼灸師が教える一人でできる養生法」です。9月24日(月)にVol.034が届いたのですが、ジャストタイミングで、体調を崩してしまいました。そこで、Vol.034に書かれていた養生法を早速実践してみました。

その養生法とはズバリ、「ちゃんと寝て『自分のリズム』をつくるのが一番」。若林は「いいかい? とにかく早く寝なさい。それを守るだけでずいぶん変わります。定時にご飯の用意をするのがムズカシイなら、寝るのだけは守ろう」とアドバイスしています。というわけで、月曜日は深夜にアニメを見ることを断念。21時ぐらいから仕事と同時進行で寝る準備を始め、23時には就寝しました。

結果は・・・。頭痛らしき症状はなくなり、体調万全。きょうも仕事が盛りだくさんなので、取りあえず養生は成功となりました。寝たら体調が良くなるのは当たり前な気がしますが、若林氏は起きている時間の「質」を濃くすることで、睡眠時間を確保することが重要なのだと説いています。また、夜勤の人や本当に忙しい人は、「自分が倒れない方法をよく知って実践」していると補足します。要するに、規則正しい生活が一番ということです。

若林氏の指摘は“当たり前”のことですが、その“当たり前”が理解されていないのは、Twitterのタイムラインを見ているだけでも分かるようです。若林氏によると「目を酷使すると気が消耗する」とのこと。そして、気を補充する一番の方法は睡眠だと指摘します。そのことを踏まえると、遅い時間までTwitterに投稿をしていて「体調が悪い」と訴えることが、どれだけ“当たり前”なことか分かります。

ここでは、私が理解できる範囲で、若林氏の養生法を紹介しましたが、メルマガにはより詳細な養生法が解説されています。アドバイスが「とにかく早く寝なさい」だけということはないので、ご安心を。

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【無料記事】渡辺文重のアニメ視聴日記(9月17日~9月23日)

posted on 2012/09/24/ 08:28:23

有名人と会食とか、そういう華々しいイベントは一切ありません。ひたすら家で視聴したアニメについて語ります。(毎週月曜日更新) 

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著者プロフィール
渡辺文重

1973年生まれ。福岡県北九州市出身。フリーランス編集者/ライター。有限会社ブンヤ取締役。パソコン雑誌のライターを経て、2003年に有限会社ブンヤ設立。携帯サイトの企画、運営、編集、執筆などを行う。主な分野は、サッカー、ゲーム、アニメなど。メールボックスに届く有料メルマガは、1週間で約100通。ちなみに、アニメの視聴時間は1週間平均1500分となっている。

ツイッターID:@sammy_sammy

著者による内容紹介

有料メルマガを1カ月3~4万円分購読して、その中から「注目!」に値する有料メルマガをピックアップしていきます。特に面白かった有料メルマガは、1週間に1本のペースを目標にレビューしていきます。また、日記も掲載しています。こちらは、アニメに関する記述が多めとなっています。

津田大介メディアの現場×渡辺文重の有料メルマガ批評 セット割引スタート!!
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