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【高木純平選手 新加入会見】「『このままじゃ終わりたくねえな』という思いが強くて」(1)(1888文字)

高木純平選手の新加入会見が、チーム合流初日の3月31日に囲み取材形式で行われた。移籍直後の緊張感もある中、ときどき笑いも起きたこの会見の模様をほぼ全文お伝えする。
(文責:佐藤 円)
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■「僕の持ち味は何でもできるというのが一つの強み」

「清水エスパルスから加入してきました、背番号31番、高木純平です。加入して今日が初日なんですけども、早くチームに馴染めるように、チームの力に1日でも早くなれるように、チームメートと積極的にコミュニケーションを取っていきたいなと思います」

高木01

記者からの質問に答える高木純平選手

Q:どのような形でオファーがありましたか?
「いまから2週間くらい前に、急に話が僕のところに来ました。まだ清水にいるとき、ナビスコカップで山形に来て試合をやって、その次の日にオファーをいただきました。山形は怪我人が多いというのは事実あったので、人数が足りないという部分もあったと思うんですけど、力になってほしいとチームから言われたのが一番大きかったです」

Q:山形の今シーズンの印象についてどのように感じましたか?
「全員で戦うという意識がすごい強いチームだなと感じました。実際に僕らは試合で負けましたし、全員で守って全員で攻めるという意識が強いんじゃないかなと思います」

Q:自分の持ち味について教えてください。
「僕の持ち味は何でもできるというのが一つの強みだと思います。ポジション的にも複数のポジションをこなせますし、技術の部分では負けてないんじゃないかなと思います。攻撃が好きなので、そういった部分は見ていただきたいなと思います」

Q:石﨑監督とは主に札幌で一緒でしたが、当時の印象は?
「監督は誰とでもざっくばらんに接してくれますし、プレッシャーがすごく早い、前から前からプレッシャーをかけていくサッカーというのは前から知っています。そういうやり方をいまも貫いているので、そういう部分では心配してないですけど、ナビスコの試合が終わったあとに少し話をして、変わってなかったのがうれしかったというか、よかったです」

Q:具体的にはどのように話をしましたか?
「サッカーの話はほとんどしなかったですね。ほんとに世間話とかいろんな話をしたんですけど、その次の日にオファーをいただきました」

Q:練習が厳しい監督としても知られていますが?
「そのへんは僕も札幌でだいぶ経験しています。フィジテクであったり、切り換えのメニューが多いことは知っているので、大丈夫だと思います」

Q:モンテディオで接点のある選手はいますか?
「いや、いまのところ全然いないです。これから仲良くしてほしいなと思います」

Q:抱負をお願いします。
「チームに加入してまだ最初なので、ちょっとまだぎこちないんですけど、チームが残留できるように、そしてもっともっと上に行けるように、全力をチームのために注ぎたいと思っていますので、よろしくお願いします」

Q:先ほど、技術のお話がありましたが、具体的にはどういった技術ですか?
「全部ですね。トラップ、パス、シュート、全部の技術です。攻撃のほうが好きなので、攻撃のあらゆる面で、パスであったり、シュートであったり、動き出しであったり、全部見てもらいたいです」

Q:特にサイドでプレーしたときにはどういったところを意識したいですか?
「球に落ち着きがないとき、上下だけの動きではなかなか難しい部分があるので、そういった部分で少し落ち着きを与えられるように、時間をつくれるように、ボール保持の時間を少しでも長くできるようなプレーをサイドからできれば自分たちのリズムがつくれると思うので、そういった部分を意識してやりたいなと。でも、それはいまいるサイドの選手とは違う部分だと思うので、自分はこういう選手だよというものを見せないといけないと思います」

Q:今日の午前中はクールダウンのジョギングで石川竜也選手と話していましたが、静岡関係で何か接点はありますか?
「僕、高校(の年代)が入れ違いなので全然接点がなかったんですけど、やっぱり藤枝東高で見ていた選手なので。そして、話しかけてくれました。基本的には静岡の話をしました。藤枝東高に知り合いが結構いて、清水の選手でも出身の選手が多いので、そういう話をしました。石川選手のときのメンバーはいないんですけど、その下あたりから知っているメンバーがどんどん増えてきたので、その人たちの話とかしました」

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