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【山形vs湘南】プレビュー:昇格組バトル1stラウンド!守から攻への切り替えが生むガチンコバトルを制するのは?(1949文字)

■2015明治安田生命J1リーグ 1stステージ第4節
4月4日(土)山形vs湘南(14:00KICK OFF/NDスタ)
ホームゲーム情報(山形公式)
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リーグ戦を1勝2敗、ナビスコカップを1勝1敗の成績で4月を終えたモンテディオ。この結果は下馬評から考えればある程度納得できる範囲の数字だろうが、ここから数字の上積みは欲しいところ。昇格組同志の対戦となる湘南戦は、残留争いの直接対決と言うには少し早いが、「去年2敗しているし、今年いくつかある、勝たなければいけないゲームの一つ」(山﨑)という位置付けになる。

湘南のシステムは3-4-2-1で、素早い切り替えから速攻を仕掛ける、モンテディオと似たスタイル。しかも、チーム内でも運動量が多い松岡をして、「愚直に走って、真摯にサッカーに取り組んでくる。誰も手を抜かないリスペクトできるチーム」と言わしめる走力を持つチームで、似ている点は多い。

しかし、戦術的な狙いで見れば、高い位置でボールを奪ってショートカウンターを仕掛けたいモンテディオと、ショートだけでなく低い位置からでも一気にゴール前に人数をかけてくるようなロングカウンターも狙う湘南、といった違いも出てくる。
そういった奪いに行く高さの違いはあるが、守備で作ったリズムを攻撃の勢いに転換するのが両チームの在り方。まずは「いかに自分達の形でボールを奪って攻撃に繋げられるか」という、守から攻への切り替えの勝負になるはずだ。もちろん互いに積極的にボールを奪いに行くため、中盤やサイドなど各局面での攻防もより激しさを増してくるだろう。

そういった局面の重要性は「個の力、1対1の所が大きい」(松岡)、「局面の速さや切り替えが重要になる」(石川)と選手達も認識済みで、時間帯や局面次第でよりハードなガチンコバトルも見られるはずだ。
石﨑監督は湘南戦について「同じシステムで戦ったら強いほうが勝つじゃろ」と実にシンプルな答えを出している。システムが違えば、自分達のギャップを埋めながら相手のギャップを突くという戦術的な深みもより増してくるが、同じシステムで似た戦術ならばプレーのクオリティの高いほうが試合を制するということ。そのため、「勝つには決める時に決めること」とフィニッシュの質も求めていた。

心配された試合当日の予報は、雨から晴れへと変わっている。互いに走りあい、死力を尽くして奪い合うには絶好のコンディションだ。その勝負を分けるのは、あと一歩よりも速い、ほんの一瞬の切り替えの差だろう。
わずかな気の緩みも許されない90分間の幕が上がる。(文責=嶋 守生)

●勝敗のポイント1:カウンター対策は攻めきる事も必要。攻撃時のFKやCKも要警戒。
湘南は攻め残りが少なく全員がしっかりと戻って守備に回るが、そこから奪った時にも走力を活かして人数をかけて攻めに転じるので警戒したい。カウンター対策の基本は、「攻めた時に最後までやり切ること」(松岡)だ。ただし、シュートやクロスで終わるにしても、GK秋元に正面で取られるようでは逆効果。正確なスローイングから一気にゴール前に運ばれてしまう可能性も高い。これはモンテディオが攻めている時のセットプレーも同様で、FKやCKでは、十分なリスクマネジメントだけでなくキックの質も問われるだろう。

●勝敗のポイント2:センターバックのオーバーラップは駆け引きと受け渡しで押さえ込め!
湘南のもう一つの特徴として、ウィングバックがボールを持って起点を作ると、3バックの両脇の選手が次々にオーバーラップしてきてサイドに人数を増やし、サイドをえぐってからクロスを入れてくる。
特に左サイドの三竿はオーバーラップの頻度が高く、マークが遅れれば簡単にサイドの突破を許してしまうだろう。マークは相手が低い位置ではシャドーが下がりながら見て、高い位置まで上がるならボランチやウィングバックに受け渡すことになるが、「押し下げるくらいプレッシャーを掛けられれば出てこられない」(山﨑)と、プレッシングによる駆け引きも行われるエリアだ。
逆に運動量が落ち始めた終盤に上がってくる可能性も高いので、マークの受け渡しをしっかりしながらチーム全体でカバーしあいたい。

●勝敗のポイント3:川西に変わってロメロフランクの出場が濃厚。キーマンとして縦に攻撃を繋げるか。
モンテディオは川西翔太が週中の練習中に足を痛めたため、ベルマーレ戦を回避する方針。ロメロフランクのJ1初先発初出場が濃厚だ。ロメロフランクはキャンプ終盤に右大腿二頭筋肉離れでチームを離れていたが、すでに復帰してナビスコ杯神戸戦にも出場している。タメが作れる貴重な選手なので、ベルマーレ相手に攻撃の起点になれるかが重要なポイントになるだろう。
昨年8月のホームベルマーレ戦では先制点となるディエゴのゴールをカウンターからアシストもしており、「ワンツーや縦に速い攻撃を意識して、得点やアシストに絡めれば」とJ1初出場に向け気合も十分だった。

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