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Dio-maga(ディオマガ)

【円コラム:そんな睡魔に起こされて】創刊の辞

毎日練習場に通うようになって、もう何年になるでしょうか。

いわゆる「お勤め」には向いていないタイプの人間なのに、毎日車で20分ほどかけて練習場へ通い、「今日は行きたくないなあ」と思うことは不思議なことにありません。さすがに熱中症覚悟で炎天下に出るときには怯むこともありますが、暑さ寒さ、雨や雪でも、嫌々練習場に向かうというこということはなく、ごくごく日常のルーティンの中に練習場通いは組み込まれています。

練習場では、毎日ほぼ同じことの繰り返しです。チームの練習の様子を見て、練習が終われば監督や選手に話を聞く。やっていることは代わり映えしないですが、その中に小さな変化や新たな発見は毎日あって、退屈することはありません。選手だけで30人近くいて、スタッフはさらに10人以上。これだけ大勢いれば何かが起きるのは当然と言えば当然なのですが、そこで起きた小さな変化が次の試合に表れたり、もしかしたら数年後の試合につながっていたり、あるいは、試合に直接関係のないところでチームに某かの影響を与えたりしています。気づけなかった変化や出来事もたくさんあるのでしょう。それを見落とさないようにするには、練習に取り組んでいる選手以上の真剣さ、集中力が必要なのではないか。そう思うようになったのも何年か前のことでした。

そうしてインプットした情報は、来るべきアウトプット(僕の場合、記事を書くことです)のためにストックされていくわけですが、このたび、新しいメディア〈Dio-maga〉でアウトプットの機会をいただくことになりました。情報を共有することで、読んでいただくみなさんとチームとの距離が縮まりより強い一体感に近づくのだとしたら、モンテディオに関わるメディアの人間としてこれほどのよろこびはありません。

今日もまた練習場へ行きたくなるもうひとつの理由は、選手たちが真剣さのなかにも明るさを忘れていないからでしょうか。どんな状況でも明るく、前を向ける。それは「強さ」でもあると思いますが、間違いなく、今年のチームもそうしたチームです。

佐藤 円(さとう・まどか)
山形県鶴岡市出身。
フリーランスのライター。サッカー専門新聞「EL GOLAZO」ではモンテディオ山形担当。野茂英雄と生年月日が同じことが自慢のひとつだが、「それがどうした」的なツッコミにも対応可。「Dio-maga」の他のライター2人がじつはペンネームであることに嫉妬している。ホームゲームではスタジアムグルメを食しているところを常にクラブスタッフのY氏に見られ、「おっ、グルメライター!」と声をかけられるが、これは完全否定させていただきます。
Twitterでフォローする @madoka_woaw

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